明治神宮外苑で開催中の「東京クリスマスマーケット2023」を最高に楽しむための3つのポイントとは?

2023年12月15日(金)10時47分 食楽web


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●12/25まで、明治神宮外苑で開催中の「東京クリスマスマーケット2023」。ショッピングにイルミネーション鑑賞と、クリスマス気分が盛り上がること間違いなしのこのイベントの魅力と、快適&おトクに楽しむポイントを解説します。

「クリスマスマーケット」といえば、ドイツをはじめヨーロッパ各地で行われている伝統的なお祭り。クリスマス用のデコレーションやイルミネーションで飾られた街の中心の広場で、ホットワインやホットチョコレートなどの温かい飲み物を手に家族や友達と楽しみ、そしてクリスマス用の雑貨を選んだりする冬の風物詩です。

 その「クリスマスマーケット」を都心の緑豊かな明治神宮外苑で楽しもうというイベントが、「東京クリスマスマーケット2023」なのです。クリスマス前後は大盛況が予想されるこのイベントを、快適&おトクに楽しむためのポイントを、いち早く体験してきたライターが指南します。

ポイント1:特製マグカップがもらえる事前予約が絶対オススメ


入場ゲートの前でも事前予約チケットが買えます

「東京クリスマスマーケット2023」のチケットはwebで買える事前予約券と当日券があります。当日になるまで予定がわからない、事前に決めると天気が悪かった時に困る、などの理由で「当日券でいいや」と思っている人もいるかもしれません。

 しかし、ここは絶対に! 事前予約券を買いましょう。なぜならば、事前予約券と当日券は価格が同じなのに、事前予約すると可愛い特製マグカップがもらえるからです。もちろん、混んでいる時に当日券が買えない可能性も回避できます。


事前予約特典のマグカップ

 事前予約券を買うと、予約者専用の入口で、マグカップの入った紙袋を手渡してくれます。色は赤と紺の2種類があるのですが、ランダムに渡されるようです。マグカップは箱に入っているので、現地で使わない人はそのまま持って帰れます。

「でも急に思い立って行くことになるかもしれないし……」というアナタ、ご安心あれ。この事前予約券は当日ゲートの前に来てからでもスマホで買えます。券は日時指定で時間は30分刻みなのですが、すぐに入れる時間のチケットも買えます。とはいえ、クリスマス直前や土日の夕方は売り切れてしまうこともあるので早めの購入をおすすめします。


エントラスの可愛いクリスマスツリー

 平日の昼間〜夕方は人が少なめでゆっくり楽しめます。今回は15時前に入場。この時間、オススメです。というのは、15時くらいに入ると、明るい時間にショッピングを楽しんでいる間にだんだん日が暮れていくので、そのまま自然とイルミネーション鑑賞ができるのです。


会場マップと出店の説明入りの新聞が配られています

 入場後、まずは会場マップと出店の説明入りの新聞が配られているのでもらいましょう。出店は飲食・雑貨合わせて56店。この新聞で目星をつけて買い物に行くのも良いですが、空いている時間帯なら、クリスマス気分を味わいながらのんびり散歩するのもオススメです。


会場内の出店でマグカップを使ったドリンクが買えます

 多くの店で、入口でもらえる特製マグカップを使ったドリンクを販売しています。ホットチョコレート的なものとグリューワイン(ホットワイン)が多いですね。

 ちょっとシステムが複雑なのですが、マグカップを持っている人はそれを手渡して、ドリンク代だけでOKです。マグカップを持っていないけどその場で購入して作ってもらう時には「マグカップ付きドリンク代」(マグカップはもらえます。店によって価格が違う)を支払います。そしてマグカップはいらないからドリンクだけ頼みたい! という場合にはドリンク代のみで紙カップで出してくれます。


奥が「ラガー」300ml・1000円

 映えドリンクも買いたいけどドイツビールも飲みたい、ということで一軒目はドイツビールの『ホフブロイ』へ。

 ビールの容器も店によりメニューにより3種類あります。(1)ガラスのグラス(デポジット1000円)、(2)使い捨てプラカップ、(3)リユースプラグラス。このラガーはリユースプラグラスでした。個人的に屋外イベントでガラスのグラスは割ってしまう危険があるので避けたいので、これがちょうど良かったです。


「ゆきだるまミルクチョコレート」700円(店舗はホフブロイ)

 また、甘いものが飲みたい人には、「ゆきだるまミルクチョコレート」がオススメ。可愛すぎて飲むのがもったいなくなるミルクチョコレート。生クリームたっぷりでコクがあり、身体が芯から温まります。


「リブロースステーキ」1800円(ホフブロイ)

 リブロースステーキはちょうど良くミディアムレアに焼かれていて柔らかく(プラスチックのナイフが使いにくいのですがちゃんと切れました)、とても美味しかったです。

ポイント2:靴はアウトドア仕様&防寒はしっかり

 クリスマスマーケットにはおしゃれをして出かけたい。その気持ちはわかります。でも冬の屋外です。快適に過ごすためにしっかり装備を整えて行きましょう。特に靴! 公園なので地面が土です。この日は特に雨の後だったのでところどころにぬかるみがあり、靴がかなり汚れました。

 地面には部分的にシートが敷いてあるのですが、夜だとそれにつまづく心配もあります。靴はスニーカーなど歩きやすいものがおすすめです。夜にイルミネーションを楽しむ時にはコートも暖かいものを選びましょう。

ポイント3:クリスマス用の可愛い雑貨や食品のショッピングを楽しもう


ドイツセンターはシュトレンなどクリスマス用食品が充実

 クリスマスマーケットの大きな楽しみは、本場ヨーロッパのクリスマス用の雑貨や食品が買えること。ずらりと並んだお店を巡ってお気に入りを見つけましょう。特に各国のワインやお菓子が充実しています。


素焼きの鈴


クリスマスツリーのマトリョーシカ。中から人形が出てきます


連れて帰りたくなるふくろうの赤ちゃん


チュロス専門店。おみやげにも良し


夕方からはイルミネーションが美しくなる

 この季節、16時を過ぎると日が落ちてきます。それにつれてライトが次々に灯され美しいイルミネーションが輝き始めます。この頃になると人も増えてきて、華やいだ雰囲気が盛り上がってきます。


「グリューワイン」800円(エルディンガー)

 ちょっと肌寒くなってきたら、グリューワインで暖まりましょう。グリューワインはスパイス、砂糖などを加えたホットワイン。ヨーロッパの冬の定番です。最近は日本でもあちこちの屋外イベントで見かけるようになって嬉しい限りです。


世界最大級のクリスマスピラミッド

 会場はその他も写真の撮れる映えスポットがいっぱいです。キラキラなクリスマスマーケットで華やいだひとときを過ごしてみましょう!

●DATA

東京クリスマスマーケット2023 in 明治神宮外苑

会場:

明治神宮外苑 聖徳記念絵画館前・総合球技場
アクセス:東京メトロ銀座線、半蔵門線「外苑前駅」より徒歩10分、東京メトロ半蔵門線、大江戸線「青山一丁目駅」より徒歩10分、JR中央・総武線「信濃町駅」より徒歩5分、都営大江戸線「国立競技場駅」より徒歩5分
入場料
【11/23〜12/22】
大人(中学生以上)平日1000円/土日祝1500円 小人(小学生)500円
【12/23〜12/25】
大人(中学生以上)2000円 小人(小学生)1000円
・5歳以下は無料
公式サイト:https://tokyochristmas.net/

●著者プロフィール

工藤真衣子
Photographer:人物を中心に様々な媒体で撮影。グラビア、インタビュー、プロフィール、ドラマ映画スチールなど。ライター:食レポ、レシピ記事は現地系異国メシ、珍しい食材、味のある店など個人的に好きな店や料理を紹介。新宿御苑前で写真館「スタジオ アトリーチェ」経営。

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