印税狙い? ダウンタウン「笑ってはいけない」シリーズ、ゲスト出演者たちの思惑と企み!

12月15日(月)9時0分 tocana

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(よしもとアール・アンド・シー)

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 今や年末の風物詩としてNHKの「紅白歌合戦」と共に多くの人々が楽しみにしている番組が「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」のスペシャル版「笑ってはいけない」シリーズ(日本テレビ系)だ。

 2003年に第1回目の「絶対笑ってはいけない温泉宿一泊二日の旅」が放送されて以降、期末期首に特番が組まれ、4回目の「絶対に笑ってはいけない警察24時!!」から大晦日に放送される大型特番となった。それまでの大晦日特番と言えば生放送でカウントダウンをおこなうことが当たり前だったため、収録番組でカウントダウンもない同番組には懐疑的な声もあったものの、爆発的な人気を博して今や大晦日の恒例番組となっている。

 これまでに同シリーズ作品は11回放送され、2014年も「絶対に笑ってはいけない大脱獄24時」と題して大晦日の夜6時半から翌0時半まで6時間に渡って放送されることが決まっている。

 毎回豪華なゲストが出演し、大掛かりな爆破シーンなどもあることから制作費も億単位かと思いきや、週刊誌FLASHに出た記事によれば、制作費は7000万円となっている。この数字が事実ならば安いような気もするが、実際のところはどうなのか?

「『笑ってはいけない』シリーズの正確な制作費は毎回の内容によって変わると思いますが、7000万円となれば相当安い価格と言えます。でも、あながち間違っていないと思います。大掛かりな番組ではありますが、カメラや編集などの技術費が1500万円程度、大道具などのセットや特殊効果などの美術費で2000万円ほど、タレントさんのギャラで2000万円、スタジオ収録費用がおおよそ500万円、ディレクターや作家などの制作スタッフの人件費と雑費で1000万円といったところでしょうが、これだけあれば十分作れるのも事実です」(番組制作会社関係者)

 たしかにお金として見れば決して安い金額ではないため、番組制作は可能だろうが、年末の年越し番組の予算としては安い印象がある。

「年末の番組として考えれば安いでしょうね。ゲストタレントのギャラも総額で2000万円かかっていたとしても、あの番組は多数のゲストがいますから個々の金額は僅かなものです。また、ディレクターや作家などのスタッフもそこまで高いギャラは受け取っていないような気がします。しかし、この番組は安くても出たいと考える人や関わりたいと考えるスタッフが多いと聞きます。理由はDVDですね」(同・番組制作会社関係者)

「笑ってはいけない」シリーズはこれまでのところ、すべての放送がDVD化されている。その売上は年間トップクラスに入ることもあるが、このDVDがどんな影響をもたらすのか。

「通常、番組がDVD化されても放送局とメインのタレントだけが印税を受け取り、制作スタッフが受け取れるケースは稀でした。映画監督は印税をもらえますが、テレビ演出家はもらえないのが主流。しかし、この『笑ってはいけない』シリーズでは、ほとんどの出演者や制作スタッフも印税を受け取っていると言われています。このような収入もあって関わりたいと考える人は多いんですよ。そのため、制作費はこの程度で抑えられているのではないでしょうか」(同・番組制作会社関係者)

 これまで放送局が独占していたことにも驚きだが、「笑ってはいけない」のようなケースはテレビ業界では珍しいという。しかし、たしかに関係者もDVDによる収入があれば番組制作時に受け取るギャラは最小限であっても納得し、制作費を安く抑えることができるのかもしれない。

 2014年の「絶対に笑ってはいけない大脱獄24時」は12月31日の夜6時半から放送される。今年はどんな仕掛けで楽しませてくれるのだろうか? おおいに期待したい。
(文=吉沢ひかる)

※『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(よしもとアール・アンド・シー)

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