これぞ沖縄の新しい食体験! ハイアット リージェンシー 瀬良垣で堪能できる「琉球和会席」の魅力とは?

2022年12月16日(金)10時50分 食楽web


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●沖縄旅行で唯一無二の体験がしたい!「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」で来年提供予定の「琉球和会席」で味わえる素晴らしい“琉球のおもてなし”とは?

 全国旅行支援などの後押しもあり、旅行客で活気づく「沖縄」。全国的に冬が到来した今、暖かな空気とエメラルドブルーの海と空が広がる“沖縄”を訪れたいと考えている人も多いでしょう。

 そこで、沖縄の今と昔の魅力を存分に楽しめるホテルがあるのをご存知でしょうか? それは恩納村・瀬良垣島に位置する「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」です。

 沖縄屈指のリゾート・恩納村の瀬良垣島に建つこのホテルは、360度美しい海に囲まれた唯一無二の存在。瀬良垣ビーチからの夕陽はもちろん、全室からのぞめるオーシャンビューの景色は格別なものがあり、さらに海と一体化するような海水プールなど2つの屋外プールも装備。“沖縄でも随一のリゾート気分が味わえる素敵なホテル”だと評判なのです。


「琉球和会席」大人2万円(税・サービス料込) ※提供開始は来年の予定

 こちらで今、注目して欲しいのが、他では出会えない「琉球料理」が味わえること。『シラカチ 日本料理』で提供している「琉球和会席」は食前酒から、現代風にアレンジした琉球料理、食後酒までがコースとなり、“沖縄ならではのおもてなし”を実体験することができるのです。

 特に、琉球料理伝承人の資格を持つ嘉数順シェフが、沖縄産のすっぽんやイラブ(うみへび)などを使って現代風にアレンジした「琉球料理」は、今までにない食の世界を見せてくれそう。

 編集部ではこの会席を一足早く実体験してきたので、ホテルの滞在シーンを含めてご紹介していきましょう。

沖縄流おもてなし。食前酒を飲みながら「琉球伝統芸能」を観る贅沢な時間からスタート

 沖縄本島から一本の橋の先に建つ『ハイアット リージェンシー瀬良垣アイランド 沖縄』が見えてくると、沖縄のリゾートにやってきた気分が高揚していきます。ホテルへと入っていくと、圧倒されるほど上品で開放感あふれるエントランスが待ち受けていました。

 今回泊まったのはスタンダードツインの部屋。ウッド調の重厚感ある室内には寛げるソファやガラス張りのバスルームなどが備わり、テラスのチェアに座って海を眺めるひとときだけで、日常から解き放たれていきます。

 夕食までの時間、ゆったりとした時間を部屋で過ごすのはもちろん、館内を巡ったり、プールやビーチを楽しんだり……このホテルにいるだけで、沖縄で体験したいこと全てが叶うと言っても過言ではありません。

 沖縄の空気感にすっかり浸ったら、いよいよ「琉球和会席」の始まりです。

沖縄伝統芸能を鑑賞しながら、食前酒のオリジナルカクテルで乾杯!


伝統芸能の鑑賞はオプション(別料金)

 こちらの「琉球和会席」が素晴らしいのは、単に料理を楽しむのではなく、琉球時代の会食にお呼ばれしたような優雅なひとときを体験できること。

 テラス席で出されたのは、さんぴん茶に漬け込んだウイスキー「OKINAWA BLUE」をトニックウォーターで割った「食前酒」のオリジナルカクテル。琉球伝統芸能の音楽と踊りの心地よいリズムとともにいただく一杯は、沖縄らしい爽快な香りと喉越し。食への欲求も高まっていきます。ちなみに、こちらの伝統芸能はオプションで提供されます。


『シラカチ 日本料理』の個室 [食楽web]

 食前酒を堪能したら、「シラカチ 日本料理」へ移動して、いよいよ琉球料理コースの始まりです。料理は前菜、お椀、御造り、焼き物、酢の物、蒸し物、御食事、甘味と続き、食後酒で締め括られます。なんて豪華!

「前菜」の鮮やかな色彩にまず、目を奪われます。そして、他では見たことのないような料理の数々。琉球料理らしい「クーブマチ」(昆布巻き)、豚肉と白魚を擦って巻いた「シシかまぼこ」や「花烏賊」、中でも豚肩ロースと黒胡麻ペーストを合わせて蒸しあげた「ミヌダル」は、豚肉と胡麻の香ばしくコク深い味わいが口いっぱいに広がりました。

 お次にやってきたのが、お雑煮のような見た目の「お椀」。豚の内臓を出汁で煮込んだ伝統料理「中身汁」をアレンジしたもので、モツをくるんだ白子豆腐をみぞれ仕立てに作り上げています。とろける食感、たっぷり効いた生姜の風味で美味しくいただきました。

海ぶどうとあん肝を巻いて食べる!? 「御造り」の素晴らしさ

「御造り」は炙った中トロの旨さはもちろん、海ぶどうとあん肝をハタの仲間である赤仁ミーバイで巻いて食べる一品がもう、美味しすぎる!

 さっぱりした白身魚に海ぶどうのプチプチした食感、ふんわりしたあん肝のコクの競演が口福。シークワーサーを絞ると、果汁の酸味が加わって爽やかな味変が楽しめます。

 琉球料理らしさを感じつつ、御造りまで食べた後にやってきた「焼き物」の肉料理がまた絶品でした。「沖縄県産黒毛和牛の西京焼き」なのですが、添えられた“島らっきょうの塩イリチー”と一緒に食べると実にいい。ジュワッと滲み出る肉の旨みに、塩だけで炒めた島らっきょうの食感の苦味が絶妙に合うのです。この辺りで、お腹もだいぶ満たされます。

目玉はイラブ(うみへび)を使ったこの一品! 「てびちとイラブの玉地蒸し」はどんな味?


これがイラブ(うみへび)!

 最大の目玉は「蒸し物」。大きめな茶碗蒸しのようですが、中にはてびち(豚足の煮付け)と、イラブ(うみへび)が入っているのです。しかも、イラブシンジ(イラブの燻製を煮込んだ煎じ汁)の餡がかかっており、琉球料理の味わいを存分に感じることができます。


これがイラブ(うみへび)

 滅多に食べられないイラブ料理を、誰もが食べやすく美味しく感じるように仕上げた、嘉数順シェフ渾身の一皿。「イラブの入り口になるような味に仕上げました」(嘉数順シェフ)と言うとおり、全体にクセのない滋味深い味わいです。

 イラブは琉球王国時代から食されてきた、“滋養強壮にもなる”食材。弾力のある食感で、意外にも鶏皮のような風味。食べたことのない食材に、身体が火照るような感覚に陥りました。

「御食事」はすっぽん沖縄そば。出汁に使った豚、すっぽんのコクや鰹節の旨みが染み渡り、いつもの沖縄そばとは全く違います。酢橘を絞れば酸が立ち、さっぱりといただけます。

エンターテインメント性も高い「食後酒」

 最後の「食後酒」はオリジナルカクテル「ちちぬゆ(月夜)」。泡盛にエスプレッソやサトウキビ、スパイスなどをブレンドしたもので、桜のチップのスモークを封じ込めて出されます。

 食後にバーカウンターで楽しむエンターテインメントな一杯のようで、会席の最後まで目も舌も楽しませてくれました。

調査結果

『ハイアット リージェンシー瀬良垣アイランド 沖縄』の「琉球和会席」は、時代を超えて沖縄伝統のおもてなしを感じられる素晴らしい体験。今までに食べたことのない「琉球料理」をより身近に感じるようにアレンジされた一皿一皿も、大変美味しいものでした。

 そこにホテル自体のクオリティの高さ、開放感と心地よさ、アクティビティの楽しさが加わる……ここを訪れるだけで、いつもと違う“沖縄の旅”を約束してくれますよ。

●DATA

ハイアット リージェンシー瀬良垣アイランド 沖縄

https://www.hyattregencyseragaki.jp/

※「琉球和会席」の提供開始日が決まり次第、ホテルのホームページにて掲載されます。

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