きかんしゃトーマスを魔改造！狂気に満ちた殺戮マシーン「多脚機関戦車トーマス」に大反響
2015年12月18日（金）13時23分 BIGLOBEニュース編集部
きかんしゃトーマスを魔改造！狂気に満ちた殺戮マシーン「多脚機関戦車トーマス」に大反響/画像提供：NAKAJIMAさん
きかんしゃトーマスを改造した「多脚機関戦車トーマス」が、狂気に満ちていると話題になっている。
「多脚機関戦車トーマス」は、笑みを浮かべたトーマスの顔を頂点に据え、爪のようにとがった6本の脚を持つ電動ロボット。殺人光線、脳ミソ溶解電波、火炎放射などの武器を装備している。これは、『きかんしゃトーマス』の温厚な性格の鉄道局長「トップハム・ハット卿」を、凶悪化したキャラクター「トップハム・マッド卿」が操る殺戮マシーン。元は人工知能搭載型の気の良い機関車であったが、終末戦争で全てを失い、狂気に取りつかれたトップハム卿によって改造されたという設定だ。
この「多脚機関戦車トーマス」は、単なるフィギュアではなく、実際に歩行や攻撃を行うことができる。リモコン操作で移動・回転・レーザー照射が可能で、レーザーは風船を割ったり、マッチへの点火ができる威力を備えている。トーマスの眼球までもがギョロギョロと気味悪く動き、歩行時のガシャンガシャンという音にも恐怖を感じられるロボットだ。これらは公開されている動画で見ることができる。
この作品は、造形作家のNAKAJIMAさんが製作したもの。『ブレードランナー』や『AKIRA』のような80年代サイバーパンクを参考にしている。もともとは、フォロワーのモデラーが多脚ロボットを改造して作った動く城を見かけたのをきっかけに、有名なマスコットキャラクターをモチーフに、凶悪なデザインにデフォルメした作品シリーズを作り始めたという。「多脚機関戦車トーマス」は、「コンバットクリーチャーズ」という多脚ロボットのラジコンと『きかんしゃトーマス』のおもちゃをベースに改造した。
作者のNAKAJIMAさんのブログでは、このほかにも『マッドマックス』に登場する「SPIKEY CAR」の模型などたくさんの作品を見ることができる。
