その生理痛、我慢しないで!辛さを和らげる食材と栄養素
2022年12月19日(月)6時0分 ココカラネクスト
生理痛はほとんどの女性が経験したことがあるのではないでしょうか。生理痛はホルモンの乱れが関係し、過労や精神的ストレス、食生活の乱れなどが原因と考えられます。
【関連記事】そのめまい、メニエルかも!?メニエル病のメカニズムとストレス
生理痛をやわらげる食材と栄養成分
マグネシウム・ビタミンB6
マグネシウムには子宮収縮を緩める作用があります。ビタミンB6もマグネシウムと同じく子宮の収縮を緩めるとされており、卵胞ホルモンの代謝を良くする効能もあるので生理痛の緩和には欠かせません。
〈多く含まれる食品〉大豆・アーモンド・マグロ・さんま・鮭
ビタミンE
ビタミンEはホルモンの生成や分泌にかかわり、女性ホルモンの代謝をサポートします。
〈多く含まれる食品〉柑橘類・かぼちゃ・ねぎ・にんじん・生姜
タンパク質
タンパク質は筋肉や皮膚・爪を作るだけでなく、血液や女性ホルモンのもとになります。ダイエットで不足しがちな栄養素なので、さまざまな食品から毎日きちんと摂るようにしましょう。
〈多く含まれる食品〉肉類・魚介類・卵・大豆および大豆製品、牛乳および乳製品
生理中は全身の血行が悪くなり、子宮がうっ血するため、よりいっそう冷えやすくなり、その冷えによって下腹の痛みや頭痛、腰痛などが起きてきます。冷えを和らげるために、ねぎやにんにく・生姜などカラダを温める効果のある食品を摂るようにしましょう。
また、足湯でカラダを温めると滞りがちな血流をよくし、全身を効果的にあたためることができます。疲労回復・リラックス効果・むくみ解消も期待できますよ。(※)
規則正しい生活を心がけることが生理痛の緩和につながります。予防をしていても、その時の体調やホルモンのバランスで痛みが出ることがありますが、あまり気負わずできることから始めてみましょう。
【参考・参照】
(※)秋田県医師会 冷え性、その対策は?
〈http://www.akita.med.or.jp/health_page?id=76〉(最終閲覧日 2017/6/9)
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。