【中学受験】過去問に挑戦…神戸女学院中学部<算数>

2018年12月20日(木)10時15分 リセマム

【中学受験】過去問に挑戦…神戸女学院中学部<算数>

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有名中学校の入試に出題される問題は大人でも難しいものが多い。記憶力のみではなく、思考力や理解度を試される問題が多く出題される有名中学校の膨大な“過去問”から厳選した、大人から子どもまで頭を使う中学受験の問題に挑戦してみるのはいかがだろうか。

 緑豊かな兵庫県の西宮市岡田山の丘上に位置し、キリスト教精神に基づく中高一貫の教育を行っている神戸女学院中学部、2017年「算数」の入試問題にいざ挑戦。
(問題提供:英俊社)

神戸女学院中学部 2017年度「算数」入試問題より

問題:うるう年でない20XX年のある月のカレンダーがあります。この月は31日まであることが分かっています。


(1)図のように、わくで囲まれた4つの数の和を求めると84でした。4つの数を求めなさい。


(2)(1)で求めた4つの数のうち、いちばん小さい数の日は図のとおり水曜日です。20XX年1月1日が火曜日であるとき、(1)のカレンダーは何月のカレンダーですか。

解説・解き方

(1)左上の数を基準にすると、右上の数は1 大きく、左下の数は7大きく、右下の数は8大きいので、左上の数の4倍は、84 −(1 +7 +8)=68

 よって、4 つの数は、左上が、68 ÷ 4 =17、右上が、17 +1 =18、左下が、17 +7 =24、右下が、17 +8 =25

(2)この年の1月の火曜日は、1日、1 +7 =8(日)、8 +7 =15(日)、…なので、1月17日は木曜日。31 ÷ 7 =4 あまり3より、31日まである月の翌月の17日は曜日が3つ、30日まである月の翌月の17日は曜日が2つずれ、28日まである月の翌月の17 日は同じ曜日になる。

 よって、17日は、2月が日曜日、3月も日曜日、4月は水曜日、5月は金曜日、6月は月曜日、7月は水曜日、8月は土曜日、9月は火曜日、10月は木曜日、11月は日曜日、12月は火曜日なので、(1)のカレンダーは4月か7月のうち、31日まである7月。

 解答はこちらから。

解答

(1)(下図)

(2) 7(月)

2019年度 入試情報

 神戸女学院中学部は、2019年度の入試で135名を募集している。2019年1月19日(土)に国語、算数、社会、理科の4教科、1月21日(月)に体育実技の入学試験を実施する。合格発表は1月22日(火)。

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