【緊急警告】12月中に南海トラフ巨大地震発生か!? 英紙「起きれば日本瞬殺」、過去のパターンと不気味すぎるリンク

12月20日(水)7時30分 tocana

※イメージ画像:ThinkStockより引用

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 昨年、英紙「フィナンシャル・タイムズ」が衝撃的な特集記事を掲載した。なんと日本を次に襲う南海トラフ地震が、“全世界を恐慌に導く”というのだ。同記事について詳しく考察したブログメディア「In Deep」は、近年の日本における地震発生状況が、9世紀に全国を大地震が襲った貞観時代と似ていることを指摘している。このような大地震のサイクルについて詳しく解説するとともに、もっとも南海トラフ地震が起きやすい時期がちょうど今、つまり12月であることをお伝えしなければならない。

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■南海トラフ地震発生で日本経済は“瞬殺”

「フィナンシャル・タイムズ」の特集を要約すると、日本で今後30年以内に70%の確率で起こるとされているM8〜9の巨大地震が現実となれば、一晩で日本の経済が壊滅するとともに、数多くの「メイド・イン・ジャパン」を利用している米国民も大打撃を受けることになるという。直近2回の南海トラフ地震は、昭和東南海地震(1944年)が第二次世界大戦中、昭和南海地震(1946)が終戦直後と日本が経済成長を果たす前だったため、世界に与える影響は小さかった。しかし、日本が先進国に仲間入りし、グローバル経済が進んだ現代ではそうはいかない。世界的に影響力のある経済紙が、このような特集を組んで懸念を表明するのも無理はない。

■過去の大災害・大噴火と不気味にリンクする現状

 さて、現在の地震発生状況が9世紀の貞観時代と似ていることは、筆者も以前から警告してきた。その他に400年前の慶長年間の前後、そして約300年前の地震の傾向にも(大地震だけでなく富士山噴火も起きているなど)共通点が見られるため、これら3つの時代と同レベルの大地震・大噴火は、現在でも十分に起こり得るものとして警戒すべきだ。以下、過去の大地震・大噴火に対応する近年の状況を簡単にまとめる。


【貞観時代の大地震・大噴火】
・ 863年7月6日:越中・越後地震 → 新潟県中越沖地震(2004年)
・ 864年7月2日〜:富士山・貞観大噴火 → 富士山大噴火(201X年?)
・ 868年7月30日:播磨国地震(兵庫県内陸)、M7 → 阪神淡路大震災(1995年)
・ 869年7月9日:貞観地震(三陸沖?)、M8.3〜8.6 → 東日本大震災(2011年)
・ 878年10月28日:相模・武蔵地震、M7.4 → 首都直下地震(201X年?)
・ 887年8月22日:仁和地震(南海トラフ?)、M8.0〜8.5 → 南海トラフ地震(201X年?)

【400年前の大地震・大噴火】
・ 1596年9月1日:慶長伊予地震(愛媛県、中央構造線)、M7.0
・ 1596年9月4日:慶長豊後地震(大分県)、M7.0〜7.8 → 熊本地震(2016年)
・ 1596年9月5日:慶長伏見地震(京都)、M7.5
・ 1605年2月3日:慶長地震(南海トラフ説あり)、M8 → 南海トラフ地震(201X年?)
・ 1611年12月2日:慶長三陸地震、M8.1〜9 → 東日本大震災(2011年)
・ 1619年5月1日:肥後(熊本)、M6.0 → 熊本地震(2016年)

【300年前の大地震・大噴火】
・ 1677年4月13日:延宝八戸沖地震(三陸沖北部)、M7.2〜8.0 → 東日本大震災(2011年)
・ 1677年11月4日:延宝房総沖地震、M8.0 → 房総沖大地震(201X年?)
・ 1703年12月31日:元禄関東地震、M8.1 → 首都直下地震(201X年?)
・ 1707年10月28日:宝永地震(南海トラフ)、M8.4〜9.3 → 南海トラフ地震(201X年?)
・ 1707年12月16日〜:富士山・宝永大噴火 → 富士山大噴火(201X年?)

■南海トラフは12月に起きる

 このように過去のデータと現在の状況を照らし合わせると、日本経済を“瞬殺”し、世界に大恐慌をもたらす南海トラフ地震の発生が、着実に近づいていることはおわかりいただけるだろう。では、具体的に起きるタイミングを予想することはできるだろうか? 実は、発生時期を絞り込むための条件的要素があるのだ。それは、次の2つだ。

(1) 発生日が判明している南海トラフ地震(14回)は、すべて7〜2月(グレゴリオ暦)に起きている。そのうち5回(直近4回)が12月に発生している。

・ 1096年12月11日:永長地震(東海道沖または南海トラフ全域)、M8〜8.5
・ 1854年12月23日:安政東海地震、M8.4
・ 1854年12月24日:安政南海地震、M8.4
・ 1944年12月07日:昭和東南海地震、M7.9
・ 1946年12月21日:昭和南海地震、M8.0

(2) ほとんど黒潮の直進期(非大蛇行期)に起きている。

 条件(1)で示したように、直近の南海トラフ地震が4回連続で12月に起きていることは、とても偶然とは思えない。過去に日本で起きた大地震のデータを分析しても、発生月による偏りなどほとんど見られないのだ。

 この偏りと“黒潮の動き”に奇妙な相関が見られるという説もあり、そこで条件(2)へと移る。黒潮の大蛇行とは、西から東へと流れる海流である黒潮が、紀伊半島から東海沖で大きく陸から離れて進む現象のことだが、このタイミングを避けるようにして南海トラフ地震が発生するケースが多いということだ。そして今年9月頃から、黒潮は大蛇行期に“突入している”ため、条件(2)は南海トラフ地震が今すぐに起きることを否定する材料となるかもしれない。ただし、黒潮の大蛇行を過去数百年に遡って知ることはできず、これはあくまでも近世以降に見られる傾向にすぎない。結局、誰の目にも明らかなのは条件(1)、「南海トラフ地震が12月に発生しやすい」ことだけなのだ。


 いずれにしても、今から1100年前、400年前、300年前と不気味にリンクする大災害の連鎖のうち、まだ起きていない富士山噴火、南海トラフ地震、首都直下地震には、十分に警戒しなければならない。そして、特に南海トラフ地震は12月がもっとも発生しやすいタイミングにあるということを覚えておこう。
(百瀬直也)

※イメージ画像:ThinkStockより引用

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