【M-1優勝】錦鯉・長谷川雅紀のオカルト体験が壮絶すぎる! 不吉な予言も(インタビュー)
2021年12月20日(月)18時0分 tocana
昨年『M-1グランプリ2020』で決勝に進み、「史上最年長ファイナリスト」として話題になったお笑いコンビ・錦鯉。彼らは『M-1グランプリ 2021』でも2年連続ファイナリストとなり、優勝。ついに過去最多となる6017組のお笑い芸人の頂点に立った。
そんな彼らが11月17日に初めての著書『くすぶり中年の逆襲』(新潮社)を出版した。2人の生い立ちや芸人としての歩みを振り返る内容になっている。現在50歳の長谷川雅紀と43歳の渡辺隆は、これからどのようにお笑い界を生き抜いていこうとしているのか? 全4回にわたるインタビューの最終回では、オカルト的な体験について語ってもらった。
・ インタビュー第1回:錦鯉・長谷川雅紀が「他人の目を意識しない」本当の理由
・ インタビュー第2回:「ずっとダラダラしていた」2人がブレイクできた経緯
・ インタビュー第3回:「ボケてない。生きてるだけ」錦鯉の漫才が今ウケる理由
■長谷川のお母さんが幽体離脱!?
——『TOCANA』はオカルト情報を扱っているウェブメディアなんですが、オカルトにはご興味はありますか?
長谷川雅紀(以下、長谷川) 僕もそういう話は大好きで、ナオキマンさんとかスピードワゴンの小沢さんのYouTubeとかをよく見てますよ。宇宙人が好きなんですよ。宇宙人関係の動画はよく見たりしてます。宇宙人、面白いですよね。
渡辺隆(以下、渡辺) 宇宙人の方もあんたのことを「こいつは何者だ?」って思ってるよ。
——雅紀さんがオカルトに興味を持ったきっかけは何かありますか?
長谷川 小学生のときに『ムー』を買ってたんですよ。弟も母も『ムー』が好きで、みんなで読んでいました。雪男だ、妖精だ、UFOだ、お化けだ、っていうのが好きで。僕も大人になるにつれて、そういう非科学的なものを信じられなくなってきたんですけど、宇宙人だけは僕の中で残ったんですよね。これだけ宇宙が広いんだから、人間と似たような生物がいてもおかしくないな、って。だから宇宙人はいまだに好きで。ジョン・タイターとか未来人の話とかも好きです。
——渡辺さんはそういう話は興味ありますか?
渡辺 ここまでではないですけど、『やりすぎ都市伝説』とかは見たりしますけどね。
——お2人は何か怖い話や不思議な体験ってお持ちですか?
渡辺 僕は体験はないんですよね。なんかあったかな、あったとしても思い出せないな。たぶんなかったからだろうな。
長谷川 これは僕本人じゃないんですけど、うちの母には不思議な能力があって。弟の部屋で夕方にうつらうつらと寝ちゃったらしいんですよね。それでパッと目が覚めたら、自分の寝ている姿が見えたんですよ。天井に自分がくっついていて。
——完全に幽体離脱ですね。
長谷川 ビックリして「落ちる!」と思って天井と壁を触りながら、何とか自分の肉体に戻ったんですよ。ここで目覚めて、ハッと起きたんです。
その何年後かに、僕の姉が結婚して北海道を離れたんですよ。それで、北海道に住んでいた母親がある日の夜、また幽体離脱して窓から出て姉の家まで行ったらしいんですよ。1回も行ったことないのに。姉の家に行って部屋に入ったら、姉も旦那さんもいなくて「今日はいないんだ」って思って戻ってきたんです。
次の日に姉に電話して「昨日、夢であんたの家に行ったんだよね。ベッドがここにあって、テレビがここにあって、テレビの上にこれが置いてあるでしょ」って話したら、「なんでわかるの?」って姉がビックリしていたんです。そんなことがありました。
——すごいですね。その感じだと、その体験以外にもお母さんは普段からそういうことがありそうですね。
長谷川 「こんな夢を見たんだよね」ってよく言ってましたね。虫の知らせじゃないですけど、親戚が亡くなるときとかに、それを知らせるような夢を見たっていうことはありました。
■Twitterで届いた不吉な警告
渡辺 僕は、Twitterのダイレクトメールで知らない人から「雅紀さんが死ぬ夢を見ました。僕はそういうのが見えるんです。だから早く病院に連れて行ってください」みたいなのをもらったことは何回かありますね。
——最近ですか?
渡辺 今年の初めぐらいです。雅紀さんには半年後ぐらいに教えましたけどね。
——無事で良かったですね。
長谷川 僕は北海道時代よく引越しをしていたんですけど、昔住んでいた一軒家ではよく金縛りに遭っていたんです。別に誰に教えてもらったわけでもないんですけど、金縛りに遭ったら死んだおじいちゃんのことを思い浮かべて「おじいちゃん、助けて」って言ったら、ほどけていたんです。あるときは胸の上に落武者が座っていたこともありました。
——落武者を見たんですか?
長谷川 いや、目はつぶっているんだけど何となく落武者が座ってるっていうのがわかって。そのときにも「おじいちゃん、助けて」って言ったらスーッといなくなりました。
これってもしかしたら単なる夢かもしれないですよね。人に話しても「気持ち悪い」とか思われる可能性があるから、あまり言えないなと思っていたんです。
でも、お笑いライブの楽屋で後輩たちに話してみたんです。そしたら、「いや、実は僕もあるんですよね」って2人ぐらいから不思議な体験の話を聞いたんです。
ある人は、子供の頃、30秒ぐらい先の未来が見えたらしいんですよ。たとえば、おじさんが目の前を歩いていたら、これから自動販売機でジュースを買うっていうのが見えたんです。その後、本当にその通りになる、っていうのが何回かあって。
でも、そのときは子供だったから、それがみんなもできると思っていたんですよ。ある日、何気なくお母さんにそのことを話したら、それ以来、未来が見えなくなったらしいです。
その人は、この話をブログに書いたことがあるんだけど、周りから「気持ち悪い」とか「そういうことは書かない方がいい」って言われて、その記事を削除しちゃったんです。だから、そうやって不思議な体験はしているのに自分で勝手に封じ込めている人は結構いるんじゃないかと思うんですよね。
——みんな封印しているだけで、そういうことはあるんじゃないかと。
長谷川 そう、言ったら変に思われるから言わないだけなんですよ。ゾフィーの上田(航平)も、学生時代に電車に乗っているとき、指を差したらその人が絶対に次の駅で降りるっていう能力を持っていたらしいんです。役に立たない能力だって言ってましたけど、僕は役に立つと思うんですよ。酔っ払いとか迷惑な人がいたら次の駅で降ろせるじゃないですか。
——今はもうできないんですかね?
長谷川 今できるかどうかは聞いてないですけどね。
■長谷川の役者転身も!?
——今お2人はいろいろ新しい仕事を経験されていると思いますが、今後こういう仕事をやりたいとかこうなりたいという夢はありますか?
長谷川 僕は役者をやりたいです。あと、錦鯉として考えたらレギュラー番組ですね。今年1年いろんな番組に出させてもらいましたけど、レギュラーで定期的に同じ出演者と出るっていうのがないので、それはやってみたいです。毎回同じスタッフさん、同じ出演者さんと顔を合わせていたら、どうなんだろうっていうのが、ちょっと見てみたいですよね。
——どういう番組がいいですか?
長谷川 僕らがホスト役でゲストを呼んでお話を聞くっていうシンプルなのもやりたいんですけど、本当にやりたいのは「ザ・バラエティ」っていう感じの番組ですよね。コントやって、ドッキリをやってちょっと体張る、っていうような。ダウンタウンさん、とんねるずさん、ナインティナインさんがやられていたようなバラエティをやってみたいっていうのはあります。
——渡辺さんはどうですか?
渡辺 レギュラーはまだ早いかなっていうのはありますけど。
長谷川 俺、もう50歳だから。時間がないんだよ。タイムリミットが迫ってるから!
渡辺 たしかに時間はないんだよね。テレビの仕事は続けていきたいなとは思っています。何をやりたいっていうのも正直、特になくて。来た仕事は全部やりたいって思います。あと、漫才はやっぱり続けていきたいです。
——『M-1』もまだしばらくは出られるんですよね?
渡辺 あと6年ぐらいは出られるんじゃないですかね。ただ、ラストイヤーが先か、雅紀さんの寿命が先か、みたいところもあるので。
——不吉な予言もありますからね。(笑)
渡辺 「早く病院に連れて行ってください」って。
長谷川 その予言した人、誰なんですか! 怖い!
〜おわり〜
・ インタビュー第1回:錦鯉・長谷川雅紀が「他人の目を意識しない」本当の理由
・ インタビュー第2回:「ずっとダラダラしていた」2人がブレイクできた経緯
・ インタビュー第3回:「ボケてない。生きてるだけ」錦鯉の漫才が今ウケる理由