石川県には農家が注目するご当地「GAP」がある
2018年12月22日(土)8時0分 Jタウンネット
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2018年12月10日放送で、農作物の認証制度「GAP」について紹介していました。
最近、世界中で注目されている「GAP」ですが、石川県には独自の「いしかわGAP」という制度があるのです。
50の基準をクリアしたものだけ
「GAP」とは、「Good Agricultural Practice」の略で、食品の安全を確保し、より良い農業経営に取り組む農家や企業の食品に与えられる称号です。
世界中で注目されている制度で、石川県でも独自の制度をスタートさせました。
食の安全性が求められる中、異物の混入防止や農薬の適正な使用、環境や労働面などの50の基準をクリアした食品に与えられます。
七尾市のJA能登わかばの販売所に置かれている「中島菜」などが、この認定を受けています。
生産している農家では、水の品質管理や、納屋の整理整頓、肥料の分別などを行い、生産性も向上したそうです。
また、このようなわかりやすい安全の指標があると、スーパーや飲食店なども提供しやすいというメリットもあります。
大手企業等でもGAPの認定受けることを義務化しているところもあるそうです。安心安全のお墨付きをうけた県産野菜が安定供給されるようになってほしいですね。(ライター:りえ160)