この発想はなかった 焼きめし詰まった「チャーシュードノエル」に反響「ケーキよりこっちがいい」

2023年12月22日(金)20時8分 Jタウンネット

切り株のような形をしたクリスマスの定番ケーキ「ブッシュドノエル」が、ボリューム満点のご飯になって登場した。

その姿がこちらだ。

夕飯はチャーシュドノエルでした

2023年12月21日、Xユーザーのぱんや(@MeGuMissile)さんがそう呟きながら投稿したこの写真。

ブッシュドノエルのような切り株のような見た目の食べ物は「チャーシュドノエル」だ。

薄焼き卵の中に、焼肉のたれで炒めた焼き飯がびっしりと詰まっている。そして切り株の断面として使われているのは、チャーシュー。かなり食べ応えがありそうだ。

「チャーシュドノエル」とはどんな食べ物か。なぜ作ろうと思ったのか。Jタウンネット記者は22日、ぱんやさんに話を聞いた。

さかのぼること1年前...

ぱんやさんが「チャーシュドノエル」を生み出す原動力となったのは、1年前の体験だった。

2022年12月23日、妊娠中だったぱんやさんは切迫早産で緊急入院。それから約2か月間、食事制限付きの絶対安静を強いられた。そのため、クリスマスに食べたいものを、食べられなかった。

「非常に悔しい思いをしました。昨年の雪辱を果たすべく、ここ数日はクリスマスに食べたいものを脳内ピックアップして過ごしていましたが、実際問題1日で食べ切れる品数でないことがわかり『だったら数日前から前哨戦として胃袋を慣らしておくべきでは?』と思い作りました」

クリスマスイブに予約していたブッシュドノエルの写真を見て味を想像していたところ、チャーシューに見えてきたそうで、気が付いたら2合炊いたお米を焼肉のたれで炒め、薄焼き卵を焼き、チャーシューを切っていたという。食べ物への執念は人をここまで動かすということだろう......。

気になる味については「最高でした」と語ってくれた。

「表面の照り出しに焼肉のたれを塗っている為、一口目からにんにく味噌のパンチが効いていて、脳に直接旨みがやってきます。固めに炊いた米に絡まったたれの少し焦げた風味、表面を炙ったチャーシューの甘辛さ、申し訳程度ながらもピーマンのほんのりとした苦味がアクセントになり手が止まりません。焼き飯を薄焼き卵で包む時は、まるでプレゼントを包む時のような優しく楽しい気持ちになりました」

おいしそうな「チャーシュドノエル」には「ときめきが止まらない...!!」「中が炭水化物なのがすてき」「ケーキよりこっちがいいな〜」といったコメントが寄せられ、2万1000を超えるいいね(22日夕現在)が付いている。

皆さんも、クリスマスのディナーに作ってみては?

Jタウンネット

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