芸能リポーター・井上公造のウラの顔 キレたらヤバい…梨元勝さんが「あいつはダメだ」と見限ったワケ

2021年12月22日(水)8時0分 tocana


 芸能リポーターの大御所・井上公造氏(64)が来年3月末をもって、「スッキリ」(日本テレビ系)「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ系)など9本のレギュラー番組を卒業すると発表した。


 井上氏は卒業の理由を「一番大きいのは体調の問題」とし、7年ほど前から自律神経のバランスを崩していたと明かした。具体的な症状については「本番中にめまいがしたりだとか、膝から下が寒くなったりだとか」と説明。さらには「本番中に倒れて病院に運ばれたとか、本番終わった後に病院に駆け込んだこともありました」と話した。


 薬の服用は欠かせない状態だったようで、「やはり東京—大阪間を毎週複数回、27年間往復してきた。いろんなツケが来たのかなと。僕も12月末で65歳になる。ちょっと体を休めたい」と吐露。今後はスポットでの出演依頼には応じるようだが、レギュラー番組の仕事から完全に退くという。


 レジェンド芸能リポーターの梨元勝さんが2010年8月に亡くなったあとは、完全に井上氏の“天下”だった。関係者が声を潜めて明かす。


「梨元さんが大手芸能プロとケンカしてでもスクープを出していたのに対し、井上氏は大手プロに取り入った。一部で『ズブズブ』と揶揄されるほどで、本人も『僕はマスコミではなく、タレント』と公言。五分五分だったマスコミとプロダクションの関係をおかしくしたのは井上氏という見方も業界内であります。師匠の梨元さんも生前『あいつ(井上氏)はダメだ』と切り捨てています」


 元サンケイスポーツ記者という井上氏の肩書きについても、続きがある。出版関係者によると「サンスポに入る前には某ヤクザ雑誌の編集長だった。その前はというと…凄腕の雀士で裏の世界で活動していたという話なんてのもあります。サンスポ以前の経歴は彼もテレビで明かそうとはしません」という。


 温厚そうに見えるが、キレたらヤバイことでも知られる。井上氏は自らが代表となり「KOZOクリエイターズ」を設立。現在、テレビに出演する芸能リポーターの多くは同社に在籍している。スポーツ紙記者は「リポーター全盛期には(井上氏)は年間1億円に迫る収入があったそうです。ある種の独占企業でしたからね。ギャラもリポーター1人当たり1回3〜5万円は出ていたので、井上氏はウハウハだった」と明かす。


 テレビ局側はそれなりにかかるギャラと、マンネリ化を打破すべく、井上氏の息がかかっていない若手リポーターやマスコミ関係者、文化人を起用しようと動いたことがあったが、この動きを察知した井上氏がブチギレ。前出関係者が証言する。


「局のFAXに大量の抗議文書を送り付けてきたそうです。『自分の知らないところでそうした動きがあるのは心外』『私に案内がないのはどういうことか』と。その際に、ズブズブ関係の大手プロダクションの名前を出して“圧”をかけることもあったようです」


 芸人の有吉弘行は自身のラジオ番組で井上氏の“引退”について「7年前から自律神経のバランスを崩して、体調が芳しくないということで…」と切り出し「でも井上公造さんのとこに『本当に自律神経のバランス崩したんですか?井上さん!』『体調どうなんですか! 井上さん! 答えてください!』って聞きに来られないから…いいですよね〜」とチクリ。続けて「まあ、行かないわね、なんでかっていうと興味ないからですよ。井上公造さんが来年春で全レギュラー番組辞めようと、別に誰も興味ないから行かないだけですけど」とぶった切った。業界でも一時ヤフーでトピック採用された井上氏の引退ニュースに「今年1番どうでもいい」との声が圧倒的だった。稼ぐだけ稼いだのだから、あとはゆっくりして欲しいものだ。

tocana

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