実は日本生まれの天津飯、「あん」の味が地域によって違うって知ってた?

2017年12月24日(日)6時0分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2017年12月12日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、天津飯について調べていました。


中華の人気メニュー「天津飯」。その卵の上にかかっている「あん」の味は、地域によって少し差があるようです。


西はしょうゆ、東は甘酢、中間の石川県では?


石川県内の117店舗の中華料理店で天津飯のあんに使うタレの味について調査したところ、「しょうゆ」が50.4%の59軒、「甘酢」が35.9%の42軒、他は、塩やケチャップ、しょうがという結果でした。


石川県は、しょうゆ味が多いようです。一般的に西日本はしょうゆが多く、東日本は甘酢が多いという傾向だそうですが、石川県はちょうどその中間地点。


全国チェーンを展開している「餃子の王将」では、普段はしょうゆだそうですが、甘酢や塩に変更することも可能だそうです。


しかし、近江町市場内にある本格中華のお店「仙桃」には、天津飯はメニューにはありません。その理由は、中国にはない料理だからです。天津飯は、戦後、中国人のコックが日本で作ったメニュー。日本生まれの中華風料理だったのです。


あんに卵をを入れてさっと炒めてご飯にかける「ワッターヤンハン」が、天津飯のルーツだといわれていますが、中華料理ではなかったなんて意外でしたね。(ライター:りえ160)

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