【2024/1/17 (水)一般公開】神戸の海の安全を見守る日本で唯一の「ホテルに建つ公式灯台」

2023年12月24日(日)8時0分 ソトコト


神戸メリケンパークオリエンタルホテル(兵庫県神戸市中央区)は、1995年の阪神・淡路大震災で被災した旧オリエンタルホテルから受け継いだ、日本で唯一の「ホテルに建つ公式灯台」を2024年1月17日(水)ひょうご安全の日に一般公開いたします。


この灯台は、海上保安庁から正式に認可を受けており、神戸港の安全と平和を見守り続けています。今後も灯台の一般公開を通じて、当ホテルは震災の記憶を次世代に継承してまいります。なお、灯台公開イベントは毎年、1月17日(ひょうご安全の日)と11月1日(灯台の日)の年2回実施し、多くのお客様にご参加いただいており、今年11月1日(灯台の日)の開催時には350名を超えるお客様にご来館いただきました。



≪灯台公開の概要≫


【日時】2024年 1月 17日(水)15:00〜17:00


【場所】 館内14階 バルコニー


【お問い合わせ】TEL.078-325-8111(ホテル代表)


※上記時間内どなたでもご見学いただけます。


※予約不要、参加費無料


※雨天時決行、荒天時中止


※状況により、公開中止させていただく場合がございます。


最新情報につきましては随時ホテル公式サイトよりご案内いたします。


神戸メリケンパークオリエンタルホテル 灯台の歴史について


1964年、旧「オリエンタルホテル」が神戸市中央区京町に移転した際 “港町・神戸のシンボルに” と、日本で初めてホテルの屋上に設置。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災で旧「オリエンタルホテル」は被災し、営業停止をやむなくされました。しかし、同年7月に開業が決まっていた神戸メリケンパークオリエンタルホテルへの継承が決定。1995年(平成7年)7月7日、神戸メリケンパークオリエンタルホテルのオープニングレセプションの日、午後7時7分に777発の花火とともに灯台は点灯を再開しました。その日から灯台は、一日も休むことなく神戸港を行き交う船の安全を見守り続けています。


<参考資料>



【 旧「オリエンタルホテル」の歴史 】


オリエンタルホテルは何度も移転を繰り返し、1964年(昭和39年)には京町25番地へ移転。その際、第5代社長に就任していた日本郵船の安部正夫氏が、“港街・神戸のシンボルに”という想いのもと、日本で初


めてホテルの敷地内に建つ公式灯台が設置されました。1995年(平成7年)1月17日に阪神淡路大震災が発生し、ホテルは全壊、営業停止となりました。


【 灯台とともに、旧「オリエンタルホテル」から受け継いだもの】



・昭和天皇の歌碑


1956年(昭和31年)に昭和天皇がご来神された際、御宿舎である旧「オリエンタルホテル」の屋上から、神戸みなと祭・海上提灯行列の夜景をご覧になられた印象を、翌年(昭和32年)、宮中歌会始の儀に「灯」の御題のもとにお詠みになられた歌碑は、灯台とともにホテル14階南側バルコニーに設置しております。


《 歌の内容 》


「港まつり 光りかがやく夜の舟に こたへてわれも ともしびをふる」



・鬼瓦


1964年(昭和39年)、日本最古級の西洋式ホテルとされる 旧「オリエンタルホテル」が京町25番地に移転しホテル建物が新築された際、ホテルのアッパーラウンジの壁面に2体の巨大な「鬼瓦」が設置されました。


神戸開港150年を迎えた2017年、ホテル正面玄関 神戸の街に向いた位置に設置することで、神戸の平和を護り続けるシンボルとして役立てたい、また、震災復興の証として震災の年に多くの皆さまの協力を得て開業し、神戸とともに歩んできたホテルとして受け継がれた文化を継承したいとの思いのもと、再設置いたしました。2017年12月7日に除幕式を実施し、現在、どなたでもご覧いただけるようになっています。


■神戸メリケンパークオリエンタルホテルについて



阪神淡路大震災で被災し閉鎖された旧オリエンタルホテルを継承し、1995年に周囲270度を海に囲まれたロケーションに誕生したリゾートホテル。神戸ポートタワーや神戸海洋博物館など誰もが一度は見たことのある神戸らしい風景を望み、全客室に設けられたバルコニーからはきらめく海や街の夜景など時間ごとに変わる景色を一望。潮風を浴びながら、まるで優雅な船旅のようなご滞在をお楽しみいただけます。日本初であり国内唯一のホテル内灯台は旧オリエンタルホテルより移設され現在も神戸港を照らしています。

ソトコト

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