都内私立校の体罰、13校13件で発生…最多は中学校

12月25日(水)14時45分 リセマム

2018年度における都内私立学校の体罰に係る実態把握の結果

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東京都は2019年12月24日、2018年度における都内私立学校の体罰に係る実態把握の結果について公表した。小学校・中学校・高校で合計13件発生しており、そのうち中学校の7件が最多。おもに児童や保護者の訴えが把握のきっかけとなっている。

 文部科学省は、2018年度における体罰の実態を把握するため、全国の国私立の小学校、中学校、高等学校(通信制を含む)、中等教育学校および特別支援学校を対象に実施。東京都では、そのうち都内の私立学校分を今回公表した。

 調査期間は2018年4月1日から2019年3月31日までに体罰を理由として処分等が行われたもの。調査対象は、私立小学校53校(児童数2万5,106人、教員数1,907人)、私立中学校が188校(生徒数7万4,217人、教員数8,973人)、私立高等学校が241校(生徒数18万5,595人、教員数1万8,477人)、私立特別支援学校が4校(児童生徒数233人、教員数110人)。

 発生学校数・件数は合計13校13件で、被害を受けた児童生徒数は20人。内訳は、小学校が1件3人、中学校が7件10人、高等学校が5件7人だった。特別支援学校では事案が発生していなかった。

 体罰時の状況を見ると、場面は「授業中」6件、場所は「教室」7件が最多。「授業中」のほか、中学校では「ホームルーム」「放課後」「学校行事」、高等学校では「部活動」「放課後」が場面となる事案があった。

 体罰の態様では、「素手で殴る・叩く」5件、「投げる・突き飛ばす・転倒させる」4件が多い。被害の状況は、「傷害なし」が8件だったが、そのほかは「外傷」1件、「打撲」2件、「その他」2件となっている。

 体罰事案の把握のきっかけについては、「児童生徒の訴え」6件、「保護者の訴え」6件で、「教員の申告」は3件だった。体罰事案の把握の手法(事情を聴取した者)は、「当事者教員」13件、「被害児童生徒」11件、「その他児童生徒」8件、「保護者」6件、「その他教員」3件だった。

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