ご飯よりチャーシューが多い!? 『大阪王将』の「ニンニク肉肉肉チャーハン」を食べてみた
2023年12月26日(火)10時49分 食楽web
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●『大阪王将』の限定メニュー「ニンニク肉肉肉チャーハン」を食べてみた
リーズナブルな価格でいただけるボリューミーで美味しい町中華が大評判の人気チェーン『大阪王将』では、ただ今期間限定メニュー「ニンニク肉肉肉チャーハン」を提供中。肉と飯でガッツリいきたいお客さんのハートを、早くもがっちりと鷲掴みにしている模様です。
インパクト大のメニュー
お店の定番メニュー「ガーリックチャーハン」の上に旨辛ニンニクタレで仕上げた山盛りの角切りチャーシューをたっぷりと乗せた、本能に訴えかけるエゲツないビジュアルとそれに違わぬボリューミーな食べ応え、抜群の美味しさを備えた一品となってます。公式曰く「年明けに迎える創業55周年の幕開け(注:1月21日まで提供)に相応しい」と豪語する注目のチャーハン。その実力を確めるべく、さっそく最寄りのお店でアタックしてきましたよ!
創業54周年のトリを飾るに相応しい!?「ニンニク肉肉肉チャーハン」
「ニンニク肉肉肉チャーハン」単品1280円(スープ付き・税込)。メニュー写真よりも若干お肉が少な目かな…。
お昼時で混雑していたこともあって、オーダーから約10分と少々時間を要して丼が到着。初見の感想は「すげえな、これ!」。メニュー写真よりは若干チャーシューの量が少なく見えましたが、それでもビジュアルは圧倒的です。ほのかにニンニクを感じさせる、心地よい香りが食欲をググッと掻き立てます。
チャーシューは恐らく豚バラ肉。ざっと数えて50個前後乗っていました!
ファーストチェックはもちろんチャーシュー。1〜2cmほどの角切りが1個、2個……46個、47個、48個。数え損なった分を含めれば、恐らく50個に到達してるでしょこれ! 2〜3個をレンゲで拾って口へ。適度な弾力と脂感から、肉は豚バラのように感じます。醤油感のある茶色ですが、塩味はほんの少し。ほのかにニンニクの風味が香った後、ぶわっと旨みが口の中に広がります。すげえウマい!
具材は卵、玉ねぎ、にんにくの芽とシンプル。しっとり仕上げ
お次は肉をかき分けて、ベースのガーリックチャーハン。具材は玉ねぎと玉子、緑色は刻んだニンニクの芽かな。敢えて肉はレンゲに取らず、チャーハンだけをパクッ。こちらもチャーシューと同様に茶色い色味をしていますが、醤油や塩コショウの味わいはかなり控えめ。しっとりパラパラとほどける米粒の食感に続いて、ニンニクの旨みと玉ねぎの甘味が口の中を一気に支配します。
こちらも、ウマイ! お店のチャーハンは何度も食しているので美味しいことは知っていますが、それでも食べる度に美味い美味いといわされてしまうんですよねえ。
チャーシューは単独で食べてヨシ、チャーハンと一緒に食べてもまたヨシ!
最後は、チャーシューとチャーハンの同時食い。レンゲに乗せて食べてみます。どちらも塩味がギリギリのラインだけあって、塩っぱさは微塵も感じられません。ただただニンニク、チャーシュー、チャーハンの美味しいところだけが積み重なった、これぞまさに“旨みの塊”。合間に紅生姜を挟んでお口の中をさっぱりさせつつ、肉、肉、チャーハン、肉、チャーハンとガツガツ食べ進め、最後は玉子スープを飲み干してフィニッシュ。ごちそうさまでした!
まとめ今年は『大阪王将』で期間限定メニューだけでなく、店舗限定のテスト販売メニューまでいろいろと食してきましたが、最後の最後にとんでもない隠し玉を持ってきたという感じです。チャーハンの上に角切りチャーシューを一杯乗せたシンプルな構成ながら、絶妙な塩味加減と旨みをとことん強調した味わいを備えており、中盤から終盤にかけては器の中が減っていくことに対する寂寥感を覚えるほどでした。創業55周年の幕開けだけでなく、創業54周年のトリを飾るのにも相応しい一杯。本当にお見事、大変美味しゅうございました!
なお、「ニンニク肉肉肉チャーハン」はチャーハンの大盛り(+214円/税込)が可能。また、チャーシューの量が半分の「肉半撃」(890円/税込)とチャーシュー2倍の「肉倍撃」(1980円/税込)も用意されています。ぜひお腹の空き具合と相談の上、お店での実食に臨んでみてはいかがでしょうか。
(撮影・文◎河西まさあき)
●DATA
ニンニク肉肉肉チャーハン
期間:2023年12月20日(水)〜2024年1月21日(日)
販売:一部店舗を除く国内の『大阪王将』
※店舗により価格が異なる場合があります
https://www.osaka-ohsho.com/