神田沙也加さんの真相がダークウェブで語られている!? 三浦春馬さんも…闇サイトの中身とは?

2021年12月26日(日)8時0分 tocana


 芸能ニュースの真相をタブーなく語り合う場が、ダークウェブに移りつつあるのだろうか。先日、昨年7月に他界した俳優・ 三浦春馬さんについて「記者に意見を聞きたい」と、女性ファンか らSNSを通じて誘われた先が、ネット検索では表示されない闇サイトで、「有志だけが集まる場なので、 気にせず自由に意見交換ができる」としたものだ。
 三浦さんの死については、ショックのあまり、受け入れられないフ ァンたちの間で他殺説や陰謀論などが絶えず、真相を探るグループがいくつも立ち上がっていた。ただ、一部グループと連絡を取り合ってみると、およそ現実的ではない話を集団と思い込むカルト的な傾向があるものもあり、参加を続けることは難しかった。グループの主宰者が良識的に真相を探ろうとしても、メンバーに狂信的な陰 謀論者がいると、所属事務所や業界関係者を悪者にする攻撃的な話 にばかり賛同が強まり、手に負えなくなっていた。
 その風潮がエスカレートするや、三浦さんが所属していた事務所「 アミューズ」は「根拠のない誹謗中傷」を控えるよう再三通達、一 部報道も含めて否定し、死の当日マネージャーが自宅へ迎えに行っ たときの経緯や、遺書がなかったこと、仕事の進め方などを説明、 4月には「ありもしないことをあたかも真実かのごとく詳述して名 誉を毀損している者」に法的措置をとったことを公表した。
 今回、誘われたダークウェブは、そうした悪影響を考えてのものだ が、約40名のメンバーの中には、やはり「殺された」と他殺説を 信じ続ける者もいて、そこでの会話自体は問題視された表のやり取 りと大差なかった。ただ、 驚いたのは業界関係者がそこに参加していたことで、ほかではまず 見ることのできない生前の三浦さんの様子を示す物証が提示される など、ファンには興味深い内容もあった。
 驚くのは、こうしたダークウェブが他の芸能ニュース案件でも立ち上がっていることで、18日にホテル高層階から飛び降りたと見ら れる神田沙也加さんの死についてのサイトが早くも設置されてい たことが分かった。
 ダークウェブの多くは私有のプライベートサーバーに置かれ、追跡 回避の仕組みが施されるなど匿名性を高め、専用ソフトや専用ブラ ウザを使用しないとアクセスできないものが大半だ。 闇サイト群を探索すると、麻薬や銃などが密売されるサイトが見つ かることもあり、閲覧だけなら合法だが、犯罪グループも多いため 利用には注意が必要で、安易に入るとハッキング被害のターゲット にされることも珍しくない。 筆者も仕事で使っているパソコンやスマートフォン、回線からはア クセスしないようにしている。
 ダークウェブ上には、匿名性を高めた闇の情報交換サイトが多々あ るが、最近では芸能ニュース系も見受けられるようになった。先日はそこで大手広告代理店から流出したと思われる芸能人に関する資料を入手できたが、同じものを有名週刊誌の契約記者が先に手にしていたことも判明。優秀なスクープ記者がダークウェブでも情報源 持っていたことが分かったのである。
 神田沙也加さんの死に関してのサイトに入ることはできなかったが 、ダークウェブ上では、彼女が使っていたLINEの一部記録があ るというウワサがあり、もし記者がそれを手にしていたら、本人し か知らないはずの情報が表になってしまうことになる。当然、 神田さんが闇サイトにそんなものを流すわけがないから、流出元は不正アクセスなど違法な手段で手に入れたものである可能性も高ま る。
 いま神田さんの死についての話題は、世間がマスコミの取材に対し て猛反発しており、フジテレビの「めざまし8」 でもMCの谷原章介が「一線を引いて終わらせたいと思います」と扱わない宣言をしたほどだ。そうなると、なおタブー化するニュー スは闇サイトでの扱いが主流となっていくのか。違法なモノ・ データだらけのダークウェブ、それが日本社会にとって必ずしも良いことだとは限らないが…。

tocana

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