ジュリアナ東京復活のニュースに見る、ディスコの現在

12月27日(木)3時1分 YAZIUP

ディスコ


当時、彼女はジュリ扇片手に腰をくねらせていた


「ジュリアナ東京、復活」

こんなニュースを目にした私、アントニオ犬助は、思わず我が目を疑ったのです。あのバブル末期のアダ花、何が悲しくて今になって復活するのでしょうか。


確かに、おととしの平野ノラさんや、去年の登美丘高校ダンス部を見ていても、1990年代初頭の文化が注目されていることは感じてはいました。しかし、それは飽くまでも、おもしろおかしく誇張されたバブル末期の文化に対してだと、犬助は思っていたのです。

しかし、ジュリアナ東京が復活するとなると話は違う。なぜなら、バブル末期の文化に浸りたいというニーズがあるということだから。


ボディコンに身を包んだ女性が「ジュリ扇」片手にお立ち台で腰をくねらせ、下心を隠しきれない男性がそれを見上げる。ああ、思い返すだけでも赤面してしまうダメ文化に浸りたいという人たちは、本当に存在しているのでしょうか?



マハラジャに集まるのは、SNS慣れしていない世代なのか?


と思って色々調べていたら、復活したのはジュリアナ東京だけではありませんでした。

ジュリアナ以上に、バブル期を象徴する存在だったディスコ「マハラジャ」も復活を遂げているではないですか。


マハラジャのリバイバルが始まったのは2014年ころからで、現在では六本木、名古屋、大阪ミナミ、京都祇園、仙台と全国に5店舗が存在しているといいますから大好評。つまり、ダメ文化に浸りたいという人が相当数、存在するということです。それでは現在、マハラジャに、夜な夜などの様な客層が集まっているのか? と思って調べてみたところ、まあ情報の少ないこと。


SNS上で「#マハラジャ」で検索をかけてみてもヒットするのは、別のインド料理屋さんの情報や、せいぜいイベントの告知ぐらいしかありません。つまりSNS慣れしている世代、平野さんや登美丘高校に触発されてマハラジャに行ってみたという若い世代などいないことが推測される。マハラジャをリアルタイムで体験していた世代が、あの文化にノスタルジーをおぼえて通っているということでしょう。



ジュリアナ東京が現存するのは、なぜか大阪のキタ


そして、ジュリアナ東京復活というニュースで衝撃を受けた犬助が、より深い衝撃を受けたのは復活する場所について。大阪市北区「阪急東通商店街」って、思いっきり大阪ではないですか。

確かに、当時ジュリアナ東京で繰り広げられていた光景は、大阪というか関西気質と親和性が高いものではありました。そして、ジュリアナ東京同様の光景がミナミのビブレ地下にあった「Xy(ゼクシー)」などでは繰り広げられていたのです。ならばジュリアナではなく「Xy復活!!」の方が良いと思うのですが……何とも混沌としているとしか思えません。


こんなジュリアナ東京、今年の10月末にオープンしておりますから、怖いもの見たさで突撃してみようかと考えている犬助なのです。同じように考えている人、相変わらずドレスコードが存在しており、ジャージやスウェット姿では入場できませんので気をつけましょう。



「ファミリーディスコ」なるムーブメントも進行中


そして、復活しているのは90年代末のディスコだけではありません。

もう一つ熱いのが70年代に始まった第1次ディスコブームのリバイバル、中心となっているのが1980年代よりディスコ一筋で活躍するDJ OSSHY(オッシー)さん。2002年より「ファミリーディスコ」なるイベントを日本各地で開催、盛り上がりを見せているといいますから、こちらも興味深いもの。


このイベントの面白いところは「親子同伴で楽しめる安全・安心・健康・健全なイベント」をモットーとしている点。日の高いうちから堂々開催されており、ジュリアナ東京やマハラジャとは180度違う路線を邁進しているのですが、第1次のディスコブームは犬助は未体験。それを味わうためにも参加してみようかしら? と、こちらにも興味津々の犬助なのです。


というわけで、という話でした。肩パット入りでムラサキのダブルのスーツ、どこにしまったっけな……。


YAZIUP

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