「キッズたちよ、震えて眠れ!」 親戚へのお年玉を節約したい大人、悪魔のルーレットを開発してしまう
2023年12月31日(日)20時0分 Jタウンネット
気付けば2023年も残すはあと数時間。
正月には、子供たちにお年玉をあげる読者もいるだろう。
そんなお年玉の金額に関する、子供たちにとっては恐ろしい発明が、Xで注目を集めている。
2024年向け「お年玉ルーレット」が完成した
— Kazumasa Kusaba (@KazumasaKusaba) December 17, 2023
針が止まる位置を、スマホからコントロールできるようになりました
年明けに親戚キッズたちに会うから、来年もこれを使ってお年玉を回避するで
キッズたちよ、震えて眠れ!#電子工作 #プログラミング #diy #作ってみた https://t.co/SBZgU276ly pic.twitter.com/RZuFt6Q73I
動画内では、右側に「お年玉チャレンジ2024」と書かれたルーレット、左側にスマホが置かれている。
スマホに表示された金額のボタンを押すと、ルーレットはそこにしか止まらなくなる。つまり、子供たちに「当たった金額をあげる」と言っておいて、コッソリ500円に設定しておけば、子供たちも納得する形(?)でお年玉を節約するイカサマができてしまうというわけだ!
これは恐ろしい......。
こちらは2023年12月17日、XユーザーのKazumasa Kusaba(@KazumasaKusaba)さんが投稿した作品。
Jタウンネット記者は18日、Kazumasa Kusabaさんに詳しい話を聞いた。
不純な動機から...
埼玉県在住のプログラマー・Kazumasa Kusabaさんはお年玉ルーレット制作の経緯を
「親戚の子どもたちにお年玉を払いたくないという不順な動機(笑)から開発を始めました」
と説明する。
約1年前に同じようなデバイスを開発したが、当時は完成度が低く、納得が行かない点が多かった。そのため、2024年のお正月に向けて新型モデルを開発することを決意したそうだ。

23年の10月から制作を始め、12月の中旬に完成。最大の改良ポイントは、スマートフォンから針が止まる位置を操作できるようになったこと。
またプログラムを工夫することで、針が回転しているときにもスマートフォンからの操作を受け付けられるようにしている。

天才的な発想と技術力のもと爆誕したお年玉ルーレットに、ユーザーからは1万を超えるいいね(19日昼時点)のほか
「おじさん...イカサマしてる...」
「パチスロの擬似遊技みたいな滑り方」
「な、なんと恐ろしいものを・・・w 」
「めっちゃ欲しいwww」
といった声が寄せられている。Kazumasa Kusabaさんはこうした反響を受け、
「思いの外、Xで反響があり、たいへん驚いております。
中には『ほしい』といった声もあり、今後のものづくりの励みになりそうです」
とコメントしている。