今日から完璧主義を卒業するたった1つの習慣

2024年11月23日(土)6時0分 ダイヤモンドオンライン

今日から完璧主義を卒業するたった1つの習慣

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同じような商品・サービスを扱っているにもかかわらず、楽しそうにラクラクと稼ぐ人がいる一方で、思うように稼げず苦悶にあえぐ人もいる。その違いは、年齢や経験、持って生まれた才能によって生まれているとは限らない。稼げない人も、稼げる人と同じように努力はしているだろう。しかし、結果には大きな違いが出る。その原因は、ほんの一語の違いにあったのだ。その一語の違いをまとめたのが、この道25年「日本のトップマーケッター」神田昌典氏による、一番やさしい、すぐ使えるコピーライティングバイブル『【スーパーパワーアップ版】稼ぐ言葉の法則 ── 貧す人が稼ぐ人に変わる「売れる法則85」』だ。本書では、たった一語の差で、貧す人が稼ぐ人に変わる「売れる法則85」が公開されている。今回は本書より一部を抜粋・編集しながら、たった一語で天国と地獄に分断される「怖さ」と、一語変えるだけで大きく現実が変わる「面白さ」を見ていこう。

Photo: Adobe Stock

【貧す人】と【稼ぐ人】の決定的な一語の違い

 今回紹介するのは、「2割8割の法則」である。

【貧す人】成果を出すためには、完璧にやらなければ【稼ぐ人】成果を出すためには、重要な2割をやらなければ

【貧す人】は、思ったことの半分も達成できない。その原因は、はっきりしている。

 それは「完璧主義」。 完璧主義を貫くから、目標の半分くらいしか達成できないのだ。

 だから、まずは、完璧主義を手放す。 それができないと、継続して成果が上がらず、達成感が得られない。

【稼ぐ人】の思考法

 では、「完璧主義」をやめるにはどうしたらいいか?

「2割8割」で考え、2割の重要なポイントにフォーカスする。 すると8割の結果が得られる。

 これが「2割8割の法則」。

 2割の重要なことにフォーカスし、8割の結果が出たら、次に行けばいい。 最初から最後まで完璧主義を貫こうとすると、今の変化の激しい時代はなかなか前に進めない。

 それより自分が理解している2割だけをやり、あとの8割は他人に教えて手伝ってもらう。

 やり抜く喜びを、自分一人で独占するのではなく、まわりと分かち合う。これが重要だ。

さらに重要な2つのこと

 そして、もう1つ重要なポイントがある。「褒美」と「罰則」だ。 やり抜くためには、やり抜いたときのご褒美が大切。

「終わったらパーッと一杯やる」「ほしかったジーンズを買っちゃおう」 などでいい。

 ご褒美は確実なインセンティブとなり、大きなやる気につながってくる。

 ところが、これだけだと、はじめにご褒美を買ってしまう人が出てくる。

「これは、これから頑張るためのご褒美だ」となってしまうと本末転倒だ。

 だから、ご褒美だけではダメで、「罰則」が必要。 自分を罰することも考えてみよう。

「できなければ腕立て伏せ100回」でもいい。

 自分なりの罰則を設けると、一生懸命やるようになる。

 このように褒美と罰則、アクセルとブレーキをうまく使い分けると、やり抜く喜びを常に感じられるようになる。

【貧す人】は、ムダな8割に集中し、重要な2割を捨てる。【稼ぐ人】は、重要な2割に集中し、ムダな8割は捨てる。

 そうやって、やり抜いた結果、8割の人に喜ばれるのだ。

(本稿は『【スーパーパワーアップ版】稼ぐ言葉の法則 ── 貧す人が稼ぐ人に変わる「売れる法則85」』の一部を抜粋・編集したものです)

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