「赤い電車」の保存決定!解体の危機から救う支援の輪広がり、7月からは憩いの場として利用できるように

2015年3月30日(月)11時28分 BIGLOBEニュース編集部

北海道で初めて走った歴史的価値のある電車「赤い電車」

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3月13日に引退したJR北海道の「711系交流電車(愛称:赤い電車)」の解体が決まったことを受け、道内の鉄道愛好家らが車両を保存するための資金の募集を行っている。その支援金が、28日までに目標額の234万円を超えた。


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この資金募集を開始したのは25日で、わずか79時間(3日強)で目標額を上回る資金が集まった。資金募集を行った鉄道愛好家らは、「募集当初は、21日間という短期間の募集だったため心配していたが、79時間という更に短い期間で支援の輪が一気に広がって、うれしい」と語っている。


募集は、引き続き、4月15日の23時まで行われる。目標を上回った分は、老朽化している車両の錆びを落とし、化粧直しをするなど、できるだけ綺麗に長く電車を残すための車両の維持管理費に充てられる。


車両は、7月に開業する岩見沢市のレストランの敷地に展示され、誰でも気軽に利用できる憩いの場として、これからも沿線住民たちの暮らしに寄り添っていく。


「赤い電車」の利用風景


雪の中の「赤い電車」

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