鹿児島 口永良部島で爆発的な噴火 火砕流が海岸まで到達
2015年5月29日(金)10時43分 BIGLOBEニュース編集部
鹿児島県口永良部島の新岳で、5月29日9時59分に爆発的噴火が発生、火砕流が海岸まで到達した。
福岡管区気象台・鹿児島地方気象台は、噴火警戒レベル3(入山規制)から5(避難)への引上げを10時7分に発表し、火砕流の到達が予想される屋久島町口永良部島居住地域では厳重な警戒(避難等の対応)をするよう呼びかけている。
口永良部島では、今月23日には7時から13時に、島内を震源とする火山性地震が13回発生、新岳火口が活発に噴煙を上げているのを確認していた。
口永良部島は、屋久島の西方約12kmに位置する長さ50kmほどの島で、全域が屋久島国立公園となっている。島には130人余りが居住している。