『東京喰種』の実写映画化に原作者・石田スイ氏がコメント発表 「皆さんに安心していただきたくて」
2016年6月17日(金)13時35分 BIGLOBEニュース編集部
漫画『東京喰種トーキョーグール』の実写映画化が発表されたことを受け、原作者の石田スイ氏が実写化についてコメントした。
石田氏は、実写化発表に動揺するファンに向けて「皆さんに安心していただきたくて」という思いでTwitterにコメントを投稿。漫画のアニメ化や実写化について、「『しなくてもいい』と考えております。」と基本的なスタンスを示した上で、「ただそういったお話のなかに、何か『面白そうだな』と思えるものがあれば、自分はやる価値はあるのかな、と思います。」と自らの考えを説明。今回は、主役のキャストが連載当初から「実写やるなら、この人がいいなと思っていた方」に決まり、「彼がやってくれるなら、それは観てみたい」と実写化に踏み切った理由を明かした。
また、「やると決めたのであれば自分がやれる事は可能な限りやります」と宣言。これまでも、一部のキャストを決める際には直接演技を見に行き、脚本についてもやりとりを繰り返し、石田氏の修正が反映されているという。ファンに対しては、「実写化を不安に思われる方々のお気持ちを、自分の行動で少しでも軽くできていれば嬉しいです。」と気遣った。
『東京喰種トーキョーグール』は、2011年から2014年まで「週刊ヤングジャンプ」に連載されたダーク・ファンタジーで、2014年にはアニメ化もされた人気作品。現在は、続編の『東京喰種トーキョーグール:re』が同誌で連載している。
人を喰らう怪人“喰種(グール)”が跋扈(ばっこ)する東京。日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた"喰種"の脅威に、人々は恐れを感じ始めていた。読書好きの平凡な大学生・カネキは、通い詰める喫茶店「あんていく」にて、自分と同じく高槻泉という作家を愛読する少女・リゼと出会う。自分の運命を大きく変えることになるとは知らずに…。人間の命を奪い、喰い生きながらえる怪人の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、 あるべき世界のあり方を模索する青年の未来は—!?
<実写化に関して>
— 石田スイ (@sotonami) 2016年6月17日
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残念ながら、本来の告知のタイミングでなく、
情報の方がすこし先に流れてしまいましたが、
落ち着いて、自分や公式の言葉を待ってくださった読者の方々に、
まずは感謝を申し上げます。本当に有難うございます。
(関係の方々、誠に申し訳ございません…)(続)
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— 石田スイ (@sotonami) 2016年6月17日
コミックス7巻の帯で告知させていただきました通り、
「東京喰種」を実写映画化していただく運びになりました。
さまざまなご意見あるかと思いますが、
自分の考えをすこし書かせていただきます。
ちょっと長くなるかもですが(続)
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— 石田スイ (@sotonami) 2016年6月17日
アニメ化の際もそうでしたが、
こういうメディアミックスに関して、
基本的には「しなくてもいい」と考えております。
大変ですし、基本静かに暮らしたいです。
ただそういったお話のなかに、
何か「面白そうだな」と思えるものがあれば、
自分はやる価値はあるのかな、と思います。(続)
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— 石田スイ (@sotonami) 2016年6月17日
今回の件でいえば、「主役を演じるキャストさん」。
映画の製作側の方々に、(かなり…)我侭を聞いていただいて、
連載当初(4,5年程前でしょうか)より
「(そんなつもりは殆どないけど)実写やるなら、この人がいいな」と思っていた方に、
やっていただけることになりました。(続)
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— 石田スイ (@sotonami) 2016年6月17日
映画化自体に興味はありませんでしたが、
彼がやってくれるなら、それは観てみたいなと思います。
(図らずとも他にも興味深いキャストさん集っておりますが)
…ちなみに実写化「しなくてもいい」とは申し上げましたが、
やると決めたのであれば自分がやれる事は可能な限りやります。(続)
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— 石田スイ (@sotonami) 2016年6月17日
脚本も沢山やりとりを繰り返し、脚本の方・監督さんに根気よく修正して頂きました。
一部のキャストさんを決める際は、直接演技を拝見に東京にも足を運びました。
実写化を不安に思われる方々のお気持ちを、
自分の行動で少しでも軽くできていれば嬉しいです。
(続)
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— 石田スイ (@sotonami) 2016年6月17日
…と、まぁ出来うる限り皆さんに安心していただきたくて、
色々言ってはみましたが、
こればっかりは始まってみないとわからないですよねー…。
そこは私もおんなじです、すみません。
一緒にビビっていてください。(続)
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— 石田スイ (@sotonami) 2016年6月17日
まずは近々、主役のキャストさんの発表があるかと思いますので、
お手柔らかにお待ちいただけると幸いです。
とても素敵な俳優さんだと思います。
長々乱文を失礼いたしました。では仕事に戻ります。また。
あ、7巻今日発売ですよ。では。(ここまで)