電動義手「HACKberry」の近未来感あふれるデザインが話題に グッドデザイン賞2015受賞プロダクト

2015年10月2日(金)19時17分 BIGLOBEニュース編集部

グッドデザイン賞サイトより

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グッドデザイン賞受賞対象の中で、審査委員会により特に高い評価を得た100件「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれた、電動義手「HACKberry」のデザインがカッコいいと話題になっている。


「HACKberry」は、ソニー、パナソニックを退社したメンバーで起こしたexiii株式会社が開発した筋電義手だ。筋電義手は、筋肉を動かす際に脳から命令として発せられる微弱な電気的刺激によって制御する義手。義手は、「重い」「人から注目を集めたくない」「反対の手で代償できる」といった理由から、軽量であることや外観の再現に重きをおいて製作されることが多い。これに対して、筋電義手は通常外観よりも機能の再現を目指しているが、「HACKberry」は、電動であることをスタイリッシュに見せたデザイン性も高いプロダクトとなっている。


筋電義手は現在、障害者自立支援法の対象外で、購入するには150万円以上かかり高価だ。「HACKberry」は、3Dプリンターの活用や、設計データを公開し世界中の開発者・デザイナーに無償で提供することで、低価格で柔軟性が高い製品の開発を進めている。


HACKberry1


HACKberry2


HACKberry3


HACKberry4


HACKberry5


「HACKberry」試験運用動画

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