コミックの太洋社、自主廃業を断念し破産 負債総額76億円
BIGLOBEニュース編集部2016年3月15日(火)13時28分
コミックの太洋社、自主廃業を断念し破産 負債総額76億円/画像は太洋社サイトスクリーンショット
3月25日、出版物取次の太洋社が、東京地裁に自己破産を申請し破産手続きの開始決定を受けた。帝国データバンクなどによると、負債総額は2015年12月期末時点で76億2900万円だが、その後変動している可能性がある。
太洋社は、2月5日に自主廃業の準備に入っていたことを表明していた。しかし、取引書店への売掛金の回収などが想定どおりに進まなかった上、大口取引先の芳林堂書店が破産手続き開始決定を受けたことにより約8億円の焦付が確定。進めてきた帳合変更は96.5%の書店に至ったが、最終的に約2億円の未回収が生じたため自主廃業を断念し、自己破産申請に至った。
1946年3月に創業した太洋社は、書籍や雑誌などの取次販売を手がけ、中でもコミックに注力し「コミックの太洋社」といわれた。ピーク時の2005年6月期の売上高は約486億だったが、2015年6月期には約171億にまで落ち込んでいた。
「廃業」をもっと詳しく
「廃業」のニュース
-
【M&A成約】倒産、廃業が聞かれるなか、生き残りを図る創業75年樹脂素材製品メーカーの譲受けを支援4月11日17時46分
-
産廃業務効率化システム『DXE Station』、請求書データを『freee 請求書』とAPI連携可能に4月9日15時16分
-
産廃業務効率化システム「DXE Station」がfreee請求書とのAPI連携を開始4月9日14時46分
-
産廃業務効率化システム「DXE Station」がfreee請求書とのAPI連携を開始4月9日11時0分
-
「ゲームセンター」倒産・廃業、2年連続増 100円売上で利益「6円」 コスト増で利益少なく4月7日12時16分
-
街の『ゲーセン』次々姿消す 倒産・廃業2年連続増加 100円の売上に対して利益は「6円」4月7日7時31分
-
地域おこし協力隊で事業をリレイ!事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」が「地域おこし協力隊 事業承継」の取り組みを強化。特設ページを開設。4月4日11時46分
-
集客できないパーソナルジムを救いたい4月1日10時16分
-
笠置シヅ子の歌手廃業に服部良一は「俺の歌を葬り去るつもりか」と怒った…誰も止められなかった引退の真相3月26日7時15分
-
事業承継を手厚くサポートするまち豊橋市が「廃業させないまち とよはし」vol. 4を発行しました3月19日11時16分