関東 朝から雷 大気不安定で土砂降りも あす29日も急な雷雨の恐れ
きょう28日は関東で大気の状態が非常に不安定になっています。朝から雷雨となっている所があり、局地的には土砂降りの雨となりました。あす29日にかけても急な雷雨や突風、ひょうなどに十分な注意が必要です。
関東で朝から雷 土砂降りの雨も
きょう28日は上空の強い寒気の影響で、関東では大気の状態が非常に不安定になっています。朝から雷雨となっている所があり、茨城県坂東市では午前9時32分までの1時間に27.0ミリの土砂降りの雨となりました。
午前10時25分現在の雷レーダーを見ても、茨城県や栃木県を中心に活発な雨雲があり、落雷も多数観測されています。この雷雲はゆっくりと東へ進んでいて、きょうの夕方頃までは茨城県などを中心に急な雷雨の恐れがあります。
あす29日も大気不安定 午前中に急な雷雨の恐れ
あす29日も上空に強い寒気が流れ込むため、関東では大気の不安定な状態が続く見込みです。特に午前中に雨雲が急発達しやすいため、きょう28日のように朝から雷が鳴る恐れがあります。引き続き急な強い雨や落雷、竜巻などの突風、ひょうに十分ご注意ください。
突然の大雨で視界が悪化したり、道路が冠水することもありそうです。車でお出かけされる方は外の状況変化に十分ご注意ください。
雷雲が近づいたら とるべき行動は?
外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。
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