偽ヤフーの架空請求が急増 SMSで有料動画の支払い求める手口に消費者庁が注意喚起
BIGLOBEニュース編集部2016年12月22日(木)18時49分
偽ヤフーによる架空請求
消費者庁は22日、ヤフーを騙るSMS(ショートメッセージサービス)を用いて、有料動画の未払料金として代金を請求する手口が急増していると公表。注意を呼びかけている。
消費者庁によると、ヤフーを騙る偽ヤフーは、「有料動画閲覧履歴があるため、本日中に登録解除いただけない場合、身辺調査及び法的措置へ移行となります。ヤフー●●。」などと記載したSMSを携帯電話に送信。記載された電話番号に連絡すると、「支払をしないと裁判沙汰になる。」と大手通販サイトのギフトカードで料金を支払わせようとするという。SMSでの送信やギフトカードでの請求は、典型的な詐欺の手口のため、身に覚えがないSMSに記載の電話番号には電話しないよう呼びかけている。
なお、本物のヤフーや子会社であるGYAOと運営している動画配信サービス「GYAO!」は、Yahoo!ウォレットの決済情報などを登録して利用するサービス。料金未納者に対してSMSでの連絡や、ギフトカードでの支払を求めるなことはない。
■最寄りの消費生活センターなどを案内する消費者ホットライン
電話番号:188(いやや!)
■警察相談専用電話
電話番号: #9110
「架空請求」をもっと詳しく
「架空請求」のニュース
-
「著作権侵害訴訟」を謳う新手の架空請求はがきが話題に 「知的財産教育協会財団」を騙る11月29日13時39分
-
財団をかたる「著作権侵害訴訟最終通知書」が出回る はがきの番号に電話しないよう注意11月29日12時26分
-
偽ヤフーの架空請求が急増 SMSで有料動画の支払い求める手口に消費者庁が注意喚起12月22日18時49分
-
法務省が巧妙化する架空請求に注意喚起 「身に覚えのない請求でも裁判所から通知がきたら確認を」1月12日20時42分