転職サービス「doda」、「転職理由ランキング最新版」を発表
PR TIMES2024年3月11日(月)11時46分
転職理由トップは、3年連続で「給与」「昇給」に対する不満給与アップを目指した転職希望者が増加傾向
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:加々美 祐介)は、2022年7月~2023年6月の1年間に転職した825人のデータを元に、転職理由について調査を実施しましたので、結果をお知らせします。
「転職理由ランキング」結果詳細:https://doda.jp/guide/reason/
[画像1: https://prtimes.jp/i/16455/403/resize/d16455-403-ad89af67055ce459db0f-0.png ]
[表: https://prtimes.jp/data/corp/16455/table/403_1_55baf3af81d464b17a4946239b3312c5.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/16455/403/resize/d16455-403-c8eee43564b4a2ddf0ab-1.png ]
転職理由ランキングの11位~35位の結果はこちら<https://doda.jp/guide/reason/>
転職理由の1位は、3年連続で「給与が低い・昇給が見込めない」
人間関係、職場環境に関する理由は、全体の転職理由トップ10のうち6つを占める
転職理由の1位は、3年連続で「給与が低い・昇給が見込めない」でした。回答割合も前年比で4.1ポイント上昇し、過去最高の36.9%となりました。2位の「社内の雰囲気が悪い」(26.9%)は前年度3位から、3位の「人間関係が悪い/うまくいかない」(26.6%)は、前年度の7位から順位を上げています。
一方で、前年度2位だった「昇進・キャリアアップが望めない」は大きく順位を下げ、9位となりました。
今回はじめてトップ10入りした10位の「ハラスメントがあった(セクハラ・パワハラ・マタハラなど)」(19.7%)は、前年度から7つ順位を上げました。ハラスメントをはじめ、人間関係、職場環境に関わる転職理由は、全体の転職理由トップ10のうち6つを占める結果となっています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/16455/403/resize/d16455-403-203d476cc1658806b1c2-3.png ]
年代別で見ると、20代、30代の転職理由1位は、総合ランキングと同じく「給与が低い・昇給が見込めない」でした。特に30代の回答割合は41.2%となっており、前年度比で5.1ポイント上昇しています。30代は結婚・出産・子育てといった大きなライフイベントを経験する人が増加する年代であることや、近年の物価上昇なども相まって、給与・昇給への関心は高まっていることが考えられます。
総合ランキング2位の「社内の雰囲気が悪い」(26.9%)は、40代(37.8%)と50代(39.0%)の転職理由のトップになっています。また、40代、50代ではハラスメントを理由にした転職が増加していることもわかりました。
doda編集長 総括
2023年度の転職理由ランキングでは「給与が低い・昇給が見込めない」の項目が転職理由の1位となりました。前年度と比べてすべての年代・性別で回答割合を上げており、昨今の物価高などの影響で今の待遇を考え直す人が増加していることが伺えます。
今回の調査でもう一つ特徴的だったのは、人間関係や社内の雰囲気を理由にした人が増えていることです。新型コロナの流行を契機に「リモートワーク」というはたらき方が広がりましたが、メリットを感じる人も多い一方で、「コミュニケーションの量・質の低下」を実感した人も多いことが分かっています*2。特に、20代の場合はスキル習得期間でもあるためコミュニケーションが一層重要な時期といえますが、上司や先輩への質問を躊躇したり、悩みを一人で抱えたりして問題を解決できなかった人も多かったのではと思われます。
*2 転職サービス「doda」、新型コロナ5類移行から半年の 「リモートワーク」の“リアル”を調査<https://www.persol-career.co.jp/newsroom/news/research/2023/20231129_1260/>
解説者プロフィール doda編集長 加々美 祐介(かがみ ゆうすけ)
[画像4: https://prtimes.jp/i/16455/403/resize/d16455-403-29810bd9211f4444d69d-2.jpg ]
2005年、株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア株式会社)に入社。人材紹介事業、転職メディア事業で法人営業、およびマネジメントを担い、一貫して企業の採用支援、個人の転職支援に従事。
2013年にはカルチャー変革の仕組みづくりと推進をミッションとした新規部署を立ち上げ、企業変革を成功に導くためのチェンジマネジメントを主導。2014年には人事部門も管掌し、人事制度企画や採用、異動・配置転換、組織・人材開発など、ビジョンの実現と経営戦略の実行に向けた、戦略人事全般を担う。2019年、新しいマッチングサービスを開発する新規事業開発部門を立ち上げ、本部長に。ダイレクトリクルーティング全般、そしてハイクラス転職サービス「iX」(現「doda X」)の事業・プロダクト開発を牽引。2021年には執行役員に。2023年4月、doda編集長、プロダクト&マーケティング事業本部 事業本部長に就任。
【調査概要】
対象者:20~59歳の男女
雇用形態:正社員
調査方法:ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
(ネットリサーチ会社保有のデータベースを元に実施、doda会員登録の状況については不問)
実施期間:2023年8月23日~2023年9月1日
有効回答数:825件 ※ウェイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施
調査結果の詳細はこちら<https://doda.jp/guide/reason/>
【データ利用について】
引用・転載の際は、出所が転職サービス「doda」であることを明記し、Webメディアの場合は以下のリンクを張ってください。
転職サービスdoda「転職理由ランキング」< https://doda.jp/guide/reason/ >
■転職サービス「doda」について< https://doda.jp >
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:加々美 祐介)は、2022年7月~2023年6月の1年間に転職した825人のデータを元に、転職理由について調査を実施しましたので、結果をお知らせします。
「転職理由ランキング」結果詳細:https://doda.jp/guide/reason/
[画像1: https://prtimes.jp/i/16455/403/resize/d16455-403-ad89af67055ce459db0f-0.png ]
[表: https://prtimes.jp/data/corp/16455/table/403_1_55baf3af81d464b17a4946239b3312c5.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/16455/403/resize/d16455-403-c8eee43564b4a2ddf0ab-1.png ]
転職理由ランキングの11位~35位の結果はこちら<https://doda.jp/guide/reason/>
転職理由の1位は、3年連続で「給与が低い・昇給が見込めない」
人間関係、職場環境に関する理由は、全体の転職理由トップ10のうち6つを占める
転職理由の1位は、3年連続で「給与が低い・昇給が見込めない」でした。回答割合も前年比で4.1ポイント上昇し、過去最高の36.9%となりました。2位の「社内の雰囲気が悪い」(26.9%)は前年度3位から、3位の「人間関係が悪い/うまくいかない」(26.6%)は、前年度の7位から順位を上げています。
一方で、前年度2位だった「昇進・キャリアアップが望めない」は大きく順位を下げ、9位となりました。
今回はじめてトップ10入りした10位の「ハラスメントがあった(セクハラ・パワハラ・マタハラなど)」(19.7%)は、前年度から7つ順位を上げました。ハラスメントをはじめ、人間関係、職場環境に関わる転職理由は、全体の転職理由トップ10のうち6つを占める結果となっています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/16455/403/resize/d16455-403-203d476cc1658806b1c2-3.png ]
年代別で見ると、20代、30代の転職理由1位は、総合ランキングと同じく「給与が低い・昇給が見込めない」でした。特に30代の回答割合は41.2%となっており、前年度比で5.1ポイント上昇しています。30代は結婚・出産・子育てといった大きなライフイベントを経験する人が増加する年代であることや、近年の物価上昇なども相まって、給与・昇給への関心は高まっていることが考えられます。
総合ランキング2位の「社内の雰囲気が悪い」(26.9%)は、40代(37.8%)と50代(39.0%)の転職理由のトップになっています。また、40代、50代ではハラスメントを理由にした転職が増加していることもわかりました。
doda編集長 総括
2023年度の転職理由ランキングでは「給与が低い・昇給が見込めない」の項目が転職理由の1位となりました。前年度と比べてすべての年代・性別で回答割合を上げており、昨今の物価高などの影響で今の待遇を考え直す人が増加していることが伺えます。
今回の調査でもう一つ特徴的だったのは、人間関係や社内の雰囲気を理由にした人が増えていることです。新型コロナの流行を契機に「リモートワーク」というはたらき方が広がりましたが、メリットを感じる人も多い一方で、「コミュニケーションの量・質の低下」を実感した人も多いことが分かっています*2。特に、20代の場合はスキル習得期間でもあるためコミュニケーションが一層重要な時期といえますが、上司や先輩への質問を躊躇したり、悩みを一人で抱えたりして問題を解決できなかった人も多かったのではと思われます。
*2 転職サービス「doda」、新型コロナ5類移行から半年の 「リモートワーク」の“リアル”を調査<https://www.persol-career.co.jp/newsroom/news/research/2023/20231129_1260/>
解説者プロフィール doda編集長 加々美 祐介(かがみ ゆうすけ)
[画像4: https://prtimes.jp/i/16455/403/resize/d16455-403-29810bd9211f4444d69d-2.jpg ]
2005年、株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア株式会社)に入社。人材紹介事業、転職メディア事業で法人営業、およびマネジメントを担い、一貫して企業の採用支援、個人の転職支援に従事。
2013年にはカルチャー変革の仕組みづくりと推進をミッションとした新規部署を立ち上げ、企業変革を成功に導くためのチェンジマネジメントを主導。2014年には人事部門も管掌し、人事制度企画や採用、異動・配置転換、組織・人材開発など、ビジョンの実現と経営戦略の実行に向けた、戦略人事全般を担う。2019年、新しいマッチングサービスを開発する新規事業開発部門を立ち上げ、本部長に。ダイレクトリクルーティング全般、そしてハイクラス転職サービス「iX」(現「doda X」)の事業・プロダクト開発を牽引。2021年には執行役員に。2023年4月、doda編集長、プロダクト&マーケティング事業本部 事業本部長に就任。
【調査概要】
対象者:20~59歳の男女
雇用形態:正社員
調査方法:ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
(ネットリサーチ会社保有のデータベースを元に実施、doda会員登録の状況については不問)
実施期間:2023年8月23日~2023年9月1日
有効回答数:825件 ※ウェイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施
調査結果の詳細はこちら<https://doda.jp/guide/reason/>
【データ利用について】
引用・転載の際は、出所が転職サービス「doda」であることを明記し、Webメディアの場合は以下のリンクを張ってください。
転職サービスdoda「転職理由ランキング」< https://doda.jp/guide/reason/ >
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「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
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