地域で子どもたちを包括的にケアする「子ども第三の居場所」「わじまティーンラボ」が再始動輪島復興の街づくりを子どもたちと描く
PR TIMES2024年3月28日(木)19時16分
特定非営利活動法人 じっくらあと(石川県輪島市、理事長 小浦詩)は、日本財団の「子ども第三の居場所」事業の採択を受け、12月24日(日)に家でも学校でもない子どもの新しい居場所として「わじまティーンラボ」を本格開所いたしました。令和6年能登半島地震の影響により、「わじまティーンラボ」として子どもの受け入れを停止しておりましたが、この度、3月26日(火)より子どもたちが安心安全に過ごせる居場所として、活動を再開いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/104626/70/resize/d104626-70-2fe36952189350594a6c-6.png ]
当団体代表の小浦は、小児科医として勤務するかたわら、輪島市内の中学校で学校医を務めてきました。子どもたちと接する中で、少子高齢化に伴い子どもを取り巻く様々なものが縮小しており、十代の子どもたちが気軽に過ごせる場や、悩みを大人に相談できる環境がないことに課題感を感じ、2022年7月に団体を設立しました。設立以来、輪島市において、子どもたちが安心安全に過ごせる居場所づくりの運営、学校で子どもたちに向けた授業や相談事業を行っています。「わじまティーンラボ」は、医療・学校・自治体とのつながりにより、子どもたちの成長に寄与し、包括的にケアできることを強みとしています。被災後は外部支援者との橋渡し役としてそのネットワークを活かし、認定NPO法人カタリバと連携し、1月14日から避難所となっている輪島高校の一室で居場所運営を開始しました。未就学児から高校生まで利用し、「わじまティーンラボ」の利用者であった高校生が小中学生の子どもたちを積極的に支援しており、これまで居場所事業の中で培ってきた屋根瓦式サポート(年齢の上の子が下の子を面倒見る支援体制)体制が生きた場となりました。
中高生の2次避難が終了し4月より各小中高の学校で授業が再開しますが、各世帯毎に状況が異なり生活や学校環境は必ずしも震災前の日常通りとはいかず子どもの居場所ニーズがより高まっています。居場所を再開することで、子どもたちが友達と集まったり、卓球で体を動かしたり、集中して勉強したりして、平時の頃の活動や気持ちを取り戻すことができます。また、災害の影響により進路の不安や心の悩みを抱えている子どもに向き合っていくことができると考えています。更には、輪島復興の街づくりを子どもたちと共に考え、子どもたちが健やかに過ごせる地域を目指すために活動して参ります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/104626/70/resize/d104626-70-a4e3682b71a418bbeb9f-5.jpg ]
再開後の3月27日(水)は、今までもつながりがあった石川県出身の高校生バンドMaverick Mom(メイブリックマム)を迎え、「奥能登ティーンフェス2024春」を開催。能登のことを想って作詞作曲した『夜明けの足跡』を披露し、子どもたちや地域方々と一緒に作詞作曲を行うなど、交流を深めました。これからも、輪島を応援してくださる人々や地域の人々と共に、子ども第三の居場所を軸に子どもをまんなかとした輪島復興を目指します。
日本財団コメント: 平時より子どもをまんなかとした活動が地域にあったからこそ、災害時も外部支援者等と連携しながらいち早く子ども支援を実施することができています。日本各地の子ども第三の居場所を中心に、地域子育てコミュニティ醸成にこれからも取り組んでいきます。
https://prtimes.jp/a/?f=d104626-70-f68b2429161cdae58bdd698c870cbf87.pdf
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当団体代表の小浦は、小児科医として勤務するかたわら、輪島市内の中学校で学校医を務めてきました。子どもたちと接する中で、少子高齢化に伴い子どもを取り巻く様々なものが縮小しており、十代の子どもたちが気軽に過ごせる場や、悩みを大人に相談できる環境がないことに課題感を感じ、2022年7月に団体を設立しました。設立以来、輪島市において、子どもたちが安心安全に過ごせる居場所づくりの運営、学校で子どもたちに向けた授業や相談事業を行っています。「わじまティーンラボ」は、医療・学校・自治体とのつながりにより、子どもたちの成長に寄与し、包括的にケアできることを強みとしています。被災後は外部支援者との橋渡し役としてそのネットワークを活かし、認定NPO法人カタリバと連携し、1月14日から避難所となっている輪島高校の一室で居場所運営を開始しました。未就学児から高校生まで利用し、「わじまティーンラボ」の利用者であった高校生が小中学生の子どもたちを積極的に支援しており、これまで居場所事業の中で培ってきた屋根瓦式サポート(年齢の上の子が下の子を面倒見る支援体制)体制が生きた場となりました。
中高生の2次避難が終了し4月より各小中高の学校で授業が再開しますが、各世帯毎に状況が異なり生活や学校環境は必ずしも震災前の日常通りとはいかず子どもの居場所ニーズがより高まっています。居場所を再開することで、子どもたちが友達と集まったり、卓球で体を動かしたり、集中して勉強したりして、平時の頃の活動や気持ちを取り戻すことができます。また、災害の影響により進路の不安や心の悩みを抱えている子どもに向き合っていくことができると考えています。更には、輪島復興の街づくりを子どもたちと共に考え、子どもたちが健やかに過ごせる地域を目指すために活動して参ります。
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再開後の3月27日(水)は、今までもつながりがあった石川県出身の高校生バンドMaverick Mom(メイブリックマム)を迎え、「奥能登ティーンフェス2024春」を開催。能登のことを想って作詞作曲した『夜明けの足跡』を披露し、子どもたちや地域方々と一緒に作詞作曲を行うなど、交流を深めました。これからも、輪島を応援してくださる人々や地域の人々と共に、子ども第三の居場所を軸に子どもをまんなかとした輪島復興を目指します。
日本財団コメント: 平時より子どもをまんなかとした活動が地域にあったからこそ、災害時も外部支援者等と連携しながらいち早く子ども支援を実施することができています。日本各地の子ども第三の居場所を中心に、地域子育てコミュニティ醸成にこれからも取り組んでいきます。
https://prtimes.jp/a/?f=d104626-70-f68b2429161cdae58bdd698c870cbf87.pdf
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