kintoneとLINE WORKSの連携で運転者のアルコールチェックを効率化
PR TIMES2024年5月2日(木)11時46分
社用車運転のアルコールチェック検査結果の登録・集計を自動化した事例を紹介
2023年12月から、白ナンバーを使う事業者に対しても従業員の運転前後のアルコールチェックが義務付けられ、安全運転の管理責任が一段と厳しくなりました。安全運転管理者はアルコール検知器を使用してチェックを実施し、その結果を1年間保持する必要があり、違反した企業には厳しい罰則が科されます。
しかし、この重要なプロセスの実行と記録管理は多くの企業にとって煩雑な作業であり、ヒューマンエラーのリスクも伴います。
この現状を打破すべく、株式会社コムデック(代表取締役:生田智之)は、2024年4月、kintoneとLINE WORKSを連携することで、アルコール検査結果の登録と集計管理を自動化することに成功しました。以下では、実際にこのシステムを導入し、業務効率化と安全管理の向上を実現した企業さまの事例を紹介します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106868/17/106868-17-af9744b336150fd86e43991ef4d2cace-700x485.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【アルコールチェックの手間を削減したい】
株式会社アイケーディさま(代表取締役:池田 和司)は、三重県津市に本社を構える総合建設業の企業です。学校や工場の建築・改修、道路や橋の土木工事など、幅広い分野で地域に貢献しておられます。
同社では大勢の従業員が社用車を運転するため、アルコールチェックの回数が非常に多くなっていました。従業員は現場へ直行直帰のため、各自でアルコールチェックを行う必要があります。そして現場から送られてくるアルコールチェックの結果を総務が1件ずつ手作業でkintoneに転記しており、非常に時間がかかっていました。
現場の従業員にチェック結果を登録してもらえればよいのですが、全員が運転前後に逐一kintoneにログインしてデータを登録するのは非常に手間がかかるため現実的ではありません。
こうした課題を解決するため、株式会社アイケーディさまはツールの導入を検討することになりました。
【kintoneとLINE WORKSを連携して効率化】
今回アイケーディさまは、アルコールチェックの効率化を図るため、既に導入していたkintoneとLINE WORKSを連携させることにしました。連携には、株式会社コムデックが開発した「kintone for LINE WORKS【チャット登録機能】」を活用しています。
kintone for LINE WORKS:https://www.comdec.jp/product/kintonexlw-alignment/
kintone for LINE WORKSは、クラウド型グループウェアのkintoneとビジネス向けチャットツールのLINE WORKSを連携させるシステムで、通知機能とチャット登録機能の2つの主要機能を備えています。
通知機能では、kintoneで管理しているデータやタスク情報をLINE WORKSに自動で通知します。一方のチャット登録機能を使えば、LINE WORKSのチャット上で入力した内容をkintoneに簡単に登録できます。
このチャット登録機能を活用することで、従業員は検査結果をLINE WORKSに入力するだけで、自動的にkintoneに記録されるようになり、効率化に成功しました。
【効率化されたアルコールチェックの登録と結果の集計手順】
今回のシステム導入により実現した、アルコールチェックの流れは以下の通りです。
- 従業員はLINE WORKSのチャットボット画面で「アルコールチェックの登録」を選択します。
- チャットボットから「アルコールチェックの写真を送ってください」と案内が来ます。
- 従業員は検査器の画面を撮影し、その画像をチャットに送信します。
- チャットボットが従業員の運転者IDと車両番号を自動で読み取ります。
- 入力された情報がkintoneのアルコールチェック管理アプリに自動登録されます。
このように、従業員は検査結果の画像を送信するだけで登録が完了します。運転者IDなど入力を要する項目は、あらかじめLINE WORKSのユーザー情報から自動取得しているので、手間な入力作業は一切ありません。
kintone側では、krewSheetというエクセル形式のデータ閲覧ツールを活用することで、アルコールチェックの結果が自動で集計されたエクセル形式の一覧表を安全運転管理者が確認できるようにしています。これで出勤シフトの照合も簡単に行えるようになりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106868/17/106868-17-ca9c1933ea9ca327cfe44aadbb94345d-1000x413.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【デジタルツールの利用で業務の質を大幅に向上】
今回の支援により、株式会社アイケーディさまではアルコールチェックの報告作業が大幅に効率化されました。従業員はLINE WORKSのチャットから検査結果の画像を送信するだけで、運転者IDなどの情報を含めてkintoneに自動登録されます。わざわざkintoneにログインする手間がなくなり、シンプルな操作で報告が完了します。
さらに、従来はLINE WORKSでチャットグループを作成し、運転者がチェック結果を送信して、安全運転管理者が確認し、その後に総務が1件ずつ出勤シフトと照らし合わせてkintoneアプリに転記していましたが、今回の自動化によりその作業が短縮されました。krewSheetで結果を集計できるので、出勤シフトとの照合作業も格段に簡素化されています。結果として1日あたり15分、月間で5時間以上もかかっていた登録・照合作業の大半が自動化できました。
こうした事務的な業務を自動化することで、企業はより多くの時間をコア業務に充てることができ、顧客への貢献や事業成長につながります。
株式会社コムデックは、デジタル化自体が目的ではなく、業務効率化や生産性向上、さらには人々の生活向上につながる支援を行っています。今後も企業の業務改善を通じてより便利なデジタル社会の実現を目指してまいります。業務改善にお悩みの企業さまは、ぜひ一度ご相談ください。
関連記事:https://www.comdec.jp/comdeclab/ikd-05/
【会社概要】
企業名:株式会社コムデック
本社所在地:三重県伊勢市小木町484-1
代表取締役社長:生田 智之
事業内容:ノーコードプログラミングの発達により中小企業自身が自社に合ったシステムを簡単に開発できる社会に移り変わる中、従来のシステム開発事業から「目の前でシステムを構築してその場で作ってその場で修正する」対面開発事業へ重心をシフトしました。
お伊勢参りのお土産として有名な株式会社赤福にもkintoneで開発したアプリを提供しており、それらの事例はオウンドメディアである『コムデックラボ』で公開しています。
オウンドメディア等を通じてデジタル活用の可能性を広め、『伊勢からITで日本を元気にする』ことを目標に掲げています。
公式HP:https://www.comdec.jp/
YouTube:https://www.youtube.com/@kintonegeinin/featured
2023年12月から、白ナンバーを使う事業者に対しても従業員の運転前後のアルコールチェックが義務付けられ、安全運転の管理責任が一段と厳しくなりました。安全運転管理者はアルコール検知器を使用してチェックを実施し、その結果を1年間保持する必要があり、違反した企業には厳しい罰則が科されます。
しかし、この重要なプロセスの実行と記録管理は多くの企業にとって煩雑な作業であり、ヒューマンエラーのリスクも伴います。
この現状を打破すべく、株式会社コムデック(代表取締役:生田智之)は、2024年4月、kintoneとLINE WORKSを連携することで、アルコール検査結果の登録と集計管理を自動化することに成功しました。以下では、実際にこのシステムを導入し、業務効率化と安全管理の向上を実現した企業さまの事例を紹介します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106868/17/106868-17-af9744b336150fd86e43991ef4d2cace-700x485.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【アルコールチェックの手間を削減したい】
株式会社アイケーディさま(代表取締役:池田 和司)は、三重県津市に本社を構える総合建設業の企業です。学校や工場の建築・改修、道路や橋の土木工事など、幅広い分野で地域に貢献しておられます。
同社では大勢の従業員が社用車を運転するため、アルコールチェックの回数が非常に多くなっていました。従業員は現場へ直行直帰のため、各自でアルコールチェックを行う必要があります。そして現場から送られてくるアルコールチェックの結果を総務が1件ずつ手作業でkintoneに転記しており、非常に時間がかかっていました。
現場の従業員にチェック結果を登録してもらえればよいのですが、全員が運転前後に逐一kintoneにログインしてデータを登録するのは非常に手間がかかるため現実的ではありません。
こうした課題を解決するため、株式会社アイケーディさまはツールの導入を検討することになりました。
【kintoneとLINE WORKSを連携して効率化】
今回アイケーディさまは、アルコールチェックの効率化を図るため、既に導入していたkintoneとLINE WORKSを連携させることにしました。連携には、株式会社コムデックが開発した「kintone for LINE WORKS【チャット登録機能】」を活用しています。
kintone for LINE WORKS:https://www.comdec.jp/product/kintonexlw-alignment/
kintone for LINE WORKSは、クラウド型グループウェアのkintoneとビジネス向けチャットツールのLINE WORKSを連携させるシステムで、通知機能とチャット登録機能の2つの主要機能を備えています。
通知機能では、kintoneで管理しているデータやタスク情報をLINE WORKSに自動で通知します。一方のチャット登録機能を使えば、LINE WORKSのチャット上で入力した内容をkintoneに簡単に登録できます。
このチャット登録機能を活用することで、従業員は検査結果をLINE WORKSに入力するだけで、自動的にkintoneに記録されるようになり、効率化に成功しました。
【効率化されたアルコールチェックの登録と結果の集計手順】
今回のシステム導入により実現した、アルコールチェックの流れは以下の通りです。
- 従業員はLINE WORKSのチャットボット画面で「アルコールチェックの登録」を選択します。
- チャットボットから「アルコールチェックの写真を送ってください」と案内が来ます。
- 従業員は検査器の画面を撮影し、その画像をチャットに送信します。
- チャットボットが従業員の運転者IDと車両番号を自動で読み取ります。
- 入力された情報がkintoneのアルコールチェック管理アプリに自動登録されます。
このように、従業員は検査結果の画像を送信するだけで登録が完了します。運転者IDなど入力を要する項目は、あらかじめLINE WORKSのユーザー情報から自動取得しているので、手間な入力作業は一切ありません。
kintone側では、krewSheetというエクセル形式のデータ閲覧ツールを活用することで、アルコールチェックの結果が自動で集計されたエクセル形式の一覧表を安全運転管理者が確認できるようにしています。これで出勤シフトの照合も簡単に行えるようになりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106868/17/106868-17-ca9c1933ea9ca327cfe44aadbb94345d-1000x413.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【デジタルツールの利用で業務の質を大幅に向上】
今回の支援により、株式会社アイケーディさまではアルコールチェックの報告作業が大幅に効率化されました。従業員はLINE WORKSのチャットから検査結果の画像を送信するだけで、運転者IDなどの情報を含めてkintoneに自動登録されます。わざわざkintoneにログインする手間がなくなり、シンプルな操作で報告が完了します。
さらに、従来はLINE WORKSでチャットグループを作成し、運転者がチェック結果を送信して、安全運転管理者が確認し、その後に総務が1件ずつ出勤シフトと照らし合わせてkintoneアプリに転記していましたが、今回の自動化によりその作業が短縮されました。krewSheetで結果を集計できるので、出勤シフトとの照合作業も格段に簡素化されています。結果として1日あたり15分、月間で5時間以上もかかっていた登録・照合作業の大半が自動化できました。
こうした事務的な業務を自動化することで、企業はより多くの時間をコア業務に充てることができ、顧客への貢献や事業成長につながります。
株式会社コムデックは、デジタル化自体が目的ではなく、業務効率化や生産性向上、さらには人々の生活向上につながる支援を行っています。今後も企業の業務改善を通じてより便利なデジタル社会の実現を目指してまいります。業務改善にお悩みの企業さまは、ぜひ一度ご相談ください。
関連記事:https://www.comdec.jp/comdeclab/ikd-05/
【会社概要】
企業名:株式会社コムデック
本社所在地:三重県伊勢市小木町484-1
代表取締役社長:生田 智之
事業内容:ノーコードプログラミングの発達により中小企業自身が自社に合ったシステムを簡単に開発できる社会に移り変わる中、従来のシステム開発事業から「目の前でシステムを構築してその場で作ってその場で修正する」対面開発事業へ重心をシフトしました。
お伊勢参りのお土産として有名な株式会社赤福にもkintoneで開発したアプリを提供しており、それらの事例はオウンドメディアである『コムデックラボ』で公開しています。
オウンドメディア等を通じてデジタル活用の可能性を広め、『伊勢からITで日本を元気にする』ことを目標に掲げています。
公式HP:https://www.comdec.jp/
YouTube:https://www.youtube.com/@kintonegeinin/featured
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