次世代型核酸医薬技術「Staple核酸」を用いた医薬品開発に取り組む株式会社StapleBioに出資
PR TIMES2024年5月7日(火)12時16分
これまで治療できなかった疾患等に対する治療薬の提供を目指して
三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 小島 拓朗)は、同社が運営するファンド(三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合)より、次世代型核酸医薬技術「Staple核酸」を用いた医薬品開発に取り組む株式会社StapleBioに対し、出資したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/76057/290/resize/d76057-290-162081f1182e40075a84-0.png ]
株式会社StapleBioについて
株式会社StapleBioは、次世代型核酸医薬技術「Staple核酸」を用いた医薬品の研究開発に取り組んでいる熊本大学発の創薬ベンチャーです。従来創薬技術とは全く異なる日本発の作用機序により、これまで治療できなかった希少疾患やパンデミック感染症等に対して迅速に治療薬を提供することが同社のミッションです。
熊本大学大学院先端科学研究部・勝田陽介准教授らによって開発された「Staple核酸」は、標的遺伝子のグアニン繰り返し配列の近傍に結合し、グアニン配列を近接させることで人工的にG-quadruplex(G4構造)形成を誘導し、これにより、タンパク質の発現量を増加または抑制することが可能になります。更には、異常タンパク質の発現パターンを正常化する機能も有しています。これらの作用は標的遺伝子選択的であり、オフターゲット作用(標的遺伝子以外への副作用)が抑えられることも特徴の一つです。
出資背景
近年、創薬研究において標的タンパク質の枯渇が指摘される中、核酸医薬は新たな創薬手段として注目が集まっています。「Staple核酸」は既存の主な核酸医薬技術であるアンチセンスやsiRNAよりも応用の幅が広く、ポテンシャルの高い技術であると考えています。
株式会社StapleBioの高度な技術力に加え、メンバーの皆様の高い専門性や熱い気持ち、誠実なお人柄に触れ、このメンバーであれば本事業を成功に導き、多くの患者様を救うことができると考え今回出資を致しました。
同社の事業成長に向けて、MUFGの有するネットワークを駆使し、全力で支援して参ります。
【株式会社StapleBio 概要】
会社名:株式会社StapleBio
所在地:熊本県熊本市中央区黒髪二丁目39番1号
代表者:代表取締役 谷川 清
設 立:2021年11月30日
事業内容:Staple核酸技術に基づく医薬品等の研究開発
U R L :https://staplebio.jp
【三菱UFJキャピタル株式会社について】
[画像2: https://prtimes.jp/i/76057/290/resize/d76057-290-cb819bc5396e5d094c17-1.jpg ]
三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。
ライフサイエンス分野においては、2017年2月の1号ファンド以降、「三菱UFJライフサイエンス4号ファンド」(200億円)を含め計500億円と継続的にファンドを設立しています。ライフサイエンスに特化した民間ファンドの運営としては国内最大規模であり、創薬、再生医療、医療機器(デジタルヘルスを含む)などのベンチャー企業を対象に最長約12年間の期間で投資を行っています。バイオベンチャー投資にとどまらず、アカデミア創薬、製薬会社のカーブアウト案件、製薬会社の開発プロジェクトへの投資、医療機器関連にも注力しています。
◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 小島 拓朗
設 立:1974年8月1日
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
U R L :https://www.mucap.co.jp/
◆三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合について
投資対象:創薬、創薬基盤、再生医療、医療機器などを中心としたライフサイエンス分野
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設 立:2023年3月28日
ファンド総額:200億円
三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 小島 拓朗)は、同社が運営するファンド(三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合)より、次世代型核酸医薬技術「Staple核酸」を用いた医薬品開発に取り組む株式会社StapleBioに対し、出資したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/76057/290/resize/d76057-290-162081f1182e40075a84-0.png ]
株式会社StapleBioについて
株式会社StapleBioは、次世代型核酸医薬技術「Staple核酸」を用いた医薬品の研究開発に取り組んでいる熊本大学発の創薬ベンチャーです。従来創薬技術とは全く異なる日本発の作用機序により、これまで治療できなかった希少疾患やパンデミック感染症等に対して迅速に治療薬を提供することが同社のミッションです。
熊本大学大学院先端科学研究部・勝田陽介准教授らによって開発された「Staple核酸」は、標的遺伝子のグアニン繰り返し配列の近傍に結合し、グアニン配列を近接させることで人工的にG-quadruplex(G4構造)形成を誘導し、これにより、タンパク質の発現量を増加または抑制することが可能になります。更には、異常タンパク質の発現パターンを正常化する機能も有しています。これらの作用は標的遺伝子選択的であり、オフターゲット作用(標的遺伝子以外への副作用)が抑えられることも特徴の一つです。
出資背景
近年、創薬研究において標的タンパク質の枯渇が指摘される中、核酸医薬は新たな創薬手段として注目が集まっています。「Staple核酸」は既存の主な核酸医薬技術であるアンチセンスやsiRNAよりも応用の幅が広く、ポテンシャルの高い技術であると考えています。
株式会社StapleBioの高度な技術力に加え、メンバーの皆様の高い専門性や熱い気持ち、誠実なお人柄に触れ、このメンバーであれば本事業を成功に導き、多くの患者様を救うことができると考え今回出資を致しました。
同社の事業成長に向けて、MUFGの有するネットワークを駆使し、全力で支援して参ります。
【株式会社StapleBio 概要】
会社名:株式会社StapleBio
所在地:熊本県熊本市中央区黒髪二丁目39番1号
代表者:代表取締役 谷川 清
設 立:2021年11月30日
事業内容:Staple核酸技術に基づく医薬品等の研究開発
U R L :https://staplebio.jp
【三菱UFJキャピタル株式会社について】
[画像2: https://prtimes.jp/i/76057/290/resize/d76057-290-cb819bc5396e5d094c17-1.jpg ]
三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。
ライフサイエンス分野においては、2017年2月の1号ファンド以降、「三菱UFJライフサイエンス4号ファンド」(200億円)を含め計500億円と継続的にファンドを設立しています。ライフサイエンスに特化した民間ファンドの運営としては国内最大規模であり、創薬、再生医療、医療機器(デジタルヘルスを含む)などのベンチャー企業を対象に最長約12年間の期間で投資を行っています。バイオベンチャー投資にとどまらず、アカデミア創薬、製薬会社のカーブアウト案件、製薬会社の開発プロジェクトへの投資、医療機器関連にも注力しています。
◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 小島 拓朗
設 立:1974年8月1日
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
U R L :https://www.mucap.co.jp/
◆三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合について
投資対象:創薬、創薬基盤、再生医療、医療機器などを中心としたライフサイエンス分野
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設 立:2023年3月28日
ファンド総額:200億円
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