<COP28 続報 @ ドバイ>
PR TIMES2023年12月9日(土)11時46分
海運業界の脱炭素化に向けた声明を海運大手マースクと連名で発表
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は2023年11月30日~12月12日にアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで開催されている「国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)」で環境省が主催するジャパン・パビリオンに、次世代帆船ウインドチャレンジャーおよび、究極のゼロエミッション船ウインドハンターを出展(註1)するととともに、COP28開催に合わせて同会場のBlue Zoneにて各社・各団体が主催している様々なイベントに、社長の橋本をはじめとする当社役職員が登壇しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/92744/133/resize/d92744-133-30879842547bec353502-1.jpg ]
世界経済フォーラム、マースクと連名で海運業界の脱炭素化に向けた声明を発表
COP28の開催に合わせ、世界最大級のコンテナ船会社であるA.P. モラー・マースクと、世界経済フォーラムの公式サイトにて脱炭素化に向けた以下主旨の声明を発表しました。全文(英文)はこちらからご覧頂けます。
https://www.weforum.org/agenda/2023/12/closing-price-gap-green-fuels-decarbonize-maritime-sector/
【声明の概要】クリーン代替燃料と化石燃料の価格差を埋めることが海運業界の脱炭素化の鍵となる
船舶では陸上のように再生可能エネルギーを燃料としてそのまま使用出来ず、形を変換する必要がある為、従来の化石燃料の3~4倍高価になると推定されている。燃料費は運航コストの中で約30~50%と大きく、この価格差が海運業界の脱炭素化を妨げる要素となっている。
多種多様な形がある船舶全ての脱炭素化を進めるには、それぞれの個別の解決策が必要。また、現在使用されている船舶燃料である重油の全量に置き換わることができるゼロエミッション燃料はない為、産業界全体として「出来る事は全てやる」アプローチが必要となる。
価格差を是正し、各種クリーン代替燃料の安定的な供給を促進するためには、政府含め産業内外のサポートならびに政策が重要である。
TIME 100 Impact Dinnerにて社長 橋本がスピーチ
米国を代表するメディアTIME誌が主催する、国際機関、各国企業などが集まった夕食会“TIME 100 Impact Dinner” https://time.com/6340713/best-moments-time100-impact-dinner-leaders-creating-climate-action/にて、今後の温暖化対策について当社社長の橋本がスピーチを行いました。橋本からは、「(クリーンエネルギーに転換するためには)我々は多くの新技術を開発する必要がある」ことを強調しました。
環境省、グラスゴー金融同盟(GFANZ:Glasgow Financial Alliance for Net Zero)主催のイベント“Financing the transition of high-emitting industries”に社長 橋本が登壇
Transition Financeの重要性を議論する本イベントの中で、橋本より、様々なサプライチェーンの根幹を担う海運業界において脱炭素に向かっては複数のパスウェイが必要であり、1.足元すぐに取り組むことができるLNGやメタノールへの投資、2.アンモニアや水素など技術開発が必要な燃料への投資と、段階的な投資が必要であることを訴えました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/92744/133/resize/d92744-133-d2d84a23196a28f6f2ab-2.jpg ]
ノルウェー・パビリオン主催のイベント“Accelerating the green maritime transition - the fuel conundrum”と” Clean Ammonia as A Global Pathway to Keep the 1.5°C Goal in Reach”にCESO渡邉が登壇
二日間にわたる本イベントに、当社チーフ・エンバイロメント・サステナビリティ・オフィサーの渡邉が登壇し、クリーン代替燃料の導入に関する当社の戦略・取り組みについて説明したうえで、一日目は海運業界の脱炭素化に向けた課題について、二日目はアンモニア燃料について議論しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/92744/133/resize/d92744-133-144e9a7a96060aeaf23d-3.jpg ]
(註1) 詳細は以下の当社プレスリリースをご参照ください。
2023年10月4日付「海運会社で唯一、COP28 ジャパン・パビリオンへ出展 ~船舶における風力活用技術「ウインドチャレンジャー」、「ウインドハンター」を展示~」https://www.mol.co.jp/pr/2023/23123.html
(註2)(一日目)
Remi Eriksen (CEO, DNV),
Vibeke Rasmussen (SVP, Yara Clean Ammonia, Yara International),
Tone Lunde Bakker (CEO, Export Finance Norway),
Rob van Riet (Head of First Movers Coalition, World Economic Forum),
Jesper Kristensen (Group Global COO, Marine Services, DP World),
Uwe Lauber (Chief Executive Officer, MAN Energy Systems),
Tatsuro Watanabe (Chief Environment Sustainability Officer, Mitsui O.S.K. Lines)
(二日目)
Svein Tore Holsether (CEO and President Yara International),
Tiffany Vass (Energy Analyst International Energy Agency),
Tatsuro Watanabe (Chief Environment Sustainability Officer, Mitsui O.S.K. Lines),
Andreas Enger (CEO Hoegh Autoliners),
Rob van Riet (Head of First Movers Coalition, World Economic Forum)
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は2023年11月30日~12月12日にアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで開催されている「国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)」で環境省が主催するジャパン・パビリオンに、次世代帆船ウインドチャレンジャーおよび、究極のゼロエミッション船ウインドハンターを出展(註1)するととともに、COP28開催に合わせて同会場のBlue Zoneにて各社・各団体が主催している様々なイベントに、社長の橋本をはじめとする当社役職員が登壇しました。
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世界経済フォーラム、マースクと連名で海運業界の脱炭素化に向けた声明を発表
COP28の開催に合わせ、世界最大級のコンテナ船会社であるA.P. モラー・マースクと、世界経済フォーラムの公式サイトにて脱炭素化に向けた以下主旨の声明を発表しました。全文(英文)はこちらからご覧頂けます。
https://www.weforum.org/agenda/2023/12/closing-price-gap-green-fuels-decarbonize-maritime-sector/
【声明の概要】クリーン代替燃料と化石燃料の価格差を埋めることが海運業界の脱炭素化の鍵となる
船舶では陸上のように再生可能エネルギーを燃料としてそのまま使用出来ず、形を変換する必要がある為、従来の化石燃料の3~4倍高価になると推定されている。燃料費は運航コストの中で約30~50%と大きく、この価格差が海運業界の脱炭素化を妨げる要素となっている。
多種多様な形がある船舶全ての脱炭素化を進めるには、それぞれの個別の解決策が必要。また、現在使用されている船舶燃料である重油の全量に置き換わることができるゼロエミッション燃料はない為、産業界全体として「出来る事は全てやる」アプローチが必要となる。
価格差を是正し、各種クリーン代替燃料の安定的な供給を促進するためには、政府含め産業内外のサポートならびに政策が重要である。
TIME 100 Impact Dinnerにて社長 橋本がスピーチ
米国を代表するメディアTIME誌が主催する、国際機関、各国企業などが集まった夕食会“TIME 100 Impact Dinner” https://time.com/6340713/best-moments-time100-impact-dinner-leaders-creating-climate-action/にて、今後の温暖化対策について当社社長の橋本がスピーチを行いました。橋本からは、「(クリーンエネルギーに転換するためには)我々は多くの新技術を開発する必要がある」ことを強調しました。
環境省、グラスゴー金融同盟(GFANZ:Glasgow Financial Alliance for Net Zero)主催のイベント“Financing the transition of high-emitting industries”に社長 橋本が登壇
Transition Financeの重要性を議論する本イベントの中で、橋本より、様々なサプライチェーンの根幹を担う海運業界において脱炭素に向かっては複数のパスウェイが必要であり、1.足元すぐに取り組むことができるLNGやメタノールへの投資、2.アンモニアや水素など技術開発が必要な燃料への投資と、段階的な投資が必要であることを訴えました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/92744/133/resize/d92744-133-d2d84a23196a28f6f2ab-2.jpg ]
ノルウェー・パビリオン主催のイベント“Accelerating the green maritime transition - the fuel conundrum”と” Clean Ammonia as A Global Pathway to Keep the 1.5°C Goal in Reach”にCESO渡邉が登壇
二日間にわたる本イベントに、当社チーフ・エンバイロメント・サステナビリティ・オフィサーの渡邉が登壇し、クリーン代替燃料の導入に関する当社の戦略・取り組みについて説明したうえで、一日目は海運業界の脱炭素化に向けた課題について、二日目はアンモニア燃料について議論しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/92744/133/resize/d92744-133-144e9a7a96060aeaf23d-3.jpg ]
(註1) 詳細は以下の当社プレスリリースをご参照ください。
2023年10月4日付「海運会社で唯一、COP28 ジャパン・パビリオンへ出展 ~船舶における風力活用技術「ウインドチャレンジャー」、「ウインドハンター」を展示~」https://www.mol.co.jp/pr/2023/23123.html
(註2)(一日目)
Remi Eriksen (CEO, DNV),
Vibeke Rasmussen (SVP, Yara Clean Ammonia, Yara International),
Tone Lunde Bakker (CEO, Export Finance Norway),
Rob van Riet (Head of First Movers Coalition, World Economic Forum),
Jesper Kristensen (Group Global COO, Marine Services, DP World),
Uwe Lauber (Chief Executive Officer, MAN Energy Systems),
Tatsuro Watanabe (Chief Environment Sustainability Officer, Mitsui O.S.K. Lines)
(二日目)
Svein Tore Holsether (CEO and President Yara International),
Tiffany Vass (Energy Analyst International Energy Agency),
Tatsuro Watanabe (Chief Environment Sustainability Officer, Mitsui O.S.K. Lines),
Andreas Enger (CEO Hoegh Autoliners),
Rob van Riet (Head of First Movers Coalition, World Economic Forum)
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