会話型ロボットも導入 ジャパンワランティサポートのビジネスは!?
財経新聞2023年12月24日(日)12時8分
ジャパンワランティサポート(東証グロース。以下、ジャパンワランティ)。「あんしん修理サポート」を主軸に、住宅設備機器の延長保証事業を展開している。あって不思議ではない事業と言える。ジャパンワランティの設立も2010年3月。需要⇔実績を積み重ねた結果だろう。昨2022年6月23日に上場を果たした。事業内容は大別すると、こんな具合だ。
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★あんしん修理サポート: 住設機器に一定期間の保証はつきもの。が保証期間を過ぎた後の故障やトラブルが困りもの。保証期間開け後に事態が発生した場合にあらかじめジャパンワランティと契約を結んでいれば、修理が受け付けられ実行される。修理費用も負担。メーカーの保証規定内の故障・トラブルなら契約期間中(10年間)であれば何度でも対応OK。
★新設の住宅機器でなく既存のものでも、リユース修理サポートに加入していれば延長保証が可能。事前の審査もなく何度でも利用が可能。修理が不可能な場合でも、上限10万円まで同等の代替品が提供される。
★記した枠組みが活用される入り口は、24時間365日体制のコールセンター。相談者の範囲で修理等が可能ならアドバイスを、「これはもう専門業者の範疇」と判断すれば相談者の生活エリア内の業者が紹介される。いわば事業展開のインフラとも言える提携業者数は、2000社超。
上場時の公開価格1640円に対し初値は1480円。安く生まれた。果たして「大きく育つ」気配を見せているのだろうか・・・
上場直後の22年9月期は、「15.59%増収、12.58%営業増益、11.53%最終増益」。そして今9月期は「18.3%増収、8.5%営業増益、19.45%最終増益、30円配」計画で立ち上がり、8月4日に上方修正。
「既存の延長保証サービスに捉われないサービスの拡充を行い、売上の一括計上の比重が大きいフローサービスの大幅な拡充を見込んでいる」とし、「22.06%の増収(17億6500万円)、28.83%の営業増益(7億1500万円)、43.85%の最終増益(5億1500万円)」とした。
株価動向は本稿作成中の時価は4000台入り口、予想税引き後配当利回り0.6%。年初の2490円で底入れし8月29日に5100円まで買われ調整場面。
着目したいのは上方修正の理由にもされている、フローサービスの拡充。これまでのビジネスの在り様は「ストック」型。それをコールセンターのBPO(一部アウトソーシング)にシフトしフロー部分を増やす。また会話型ロボットの導入で業務全般のDX化。新たな業態確立に向かい歩みを開始した点だ。
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★新設の住宅機器でなく既存のものでも、リユース修理サポートに加入していれば延長保証が可能。事前の審査もなく何度でも利用が可能。修理が不可能な場合でも、上限10万円まで同等の代替品が提供される。
★記した枠組みが活用される入り口は、24時間365日体制のコールセンター。相談者の範囲で修理等が可能ならアドバイスを、「これはもう専門業者の範疇」と判断すれば相談者の生活エリア内の業者が紹介される。いわば事業展開のインフラとも言える提携業者数は、2000社超。
上場時の公開価格1640円に対し初値は1480円。安く生まれた。果たして「大きく育つ」気配を見せているのだろうか・・・
上場直後の22年9月期は、「15.59%増収、12.58%営業増益、11.53%最終増益」。そして今9月期は「18.3%増収、8.5%営業増益、19.45%最終増益、30円配」計画で立ち上がり、8月4日に上方修正。
「既存の延長保証サービスに捉われないサービスの拡充を行い、売上の一括計上の比重が大きいフローサービスの大幅な拡充を見込んでいる」とし、「22.06%の増収(17億6500万円)、28.83%の営業増益(7億1500万円)、43.85%の最終増益(5億1500万円)」とした。
株価動向は本稿作成中の時価は4000台入り口、予想税引き後配当利回り0.6%。年初の2490円で底入れし8月29日に5100円まで買われ調整場面。
着目したいのは上方修正の理由にもされている、フローサービスの拡充。これまでのビジネスの在り様は「ストック」型。それをコールセンターのBPO(一部アウトソーシング)にシフトしフロー部分を増やす。また会話型ロボットの導入で業務全般のDX化。新たな業態確立に向かい歩みを開始した点だ。
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