ブリー・ラーソン、『ショート・ターム』監督と再び描く実話『ガラスの城の約束』公開
シネマカフェ2019年3月8日(金)14時15分
『キャプテン・マーベル』で注目を集めるアカデミー賞女優ブリー・ラーソンが、自身の出世作『ショート・ターム』の監督と再タッグを組んだ『The Glass Castle』。その邦題が『ガラスの城の約束』に決定し、ポスタービジュアルと予告編が到着した。
■あらすじ
「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニストのジャネットは、恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていた。ある日、ジャネットは車道に飛び出してきたホームレスの男性に遭遇する。それは、なんと彼女の父・レックスだった――。
レックスは、いつか家族のために「ガラスの城」を建てるという夢を持つエンジニア、妻のローズマリーはアーティスト。彼らは定職につかず理想や夢ばかりを追い求め、自由気ままに暮らしていた。物理学や天文学などを教えてくれる父・レックスは、幼い頃のジャネットたち兄弟にとってカリスマ的な存在で、聡明なジャネットのことを彼は「チビヤギ」と呼び、愛情を注いでいた。
しかし、仕事が上手くいかないレックスは次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていく。やがて、高校生になったジャネットは大学進学をきっかけに、ニューヨークへと旅立ち、両親との関係を断とうとするが…。
■ブリー・ラーソン×ウディ・ハレルソン×ナオミ・ワッツが親子に
ホームレスの両親に育てられた女性の半生を綴った全米ベストセラー小説を映画化した本作。原作となったジャネット・ウォールズの自叙伝「The Glass Castle」は、華麗なセレブのイメージをかなぐり捨て、過酷な子ども時代の思い出を赤裸々に描いたことが話題を呼び、2006年にはアメリカ図書館協会のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が主催するアレックス賞を受賞。発売から10年以上経った現在もなお売れ続けている全米ベストセラー小説。
主演は、2016年に『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。最新作となる本作では実在の女性ジャーナリスト、ジャネット・ウォールズ役を演じる。両親への複雑な感情を心の内に秘めながらも、高級ブランドのスーツと隙のないメイクで武装し、幸せをつかみ取ろうと邁進する主人公を好演。日本公開を控える『キャプテン・マーベル』では、マーベル映画史上初の女性ヒーロー単独主役を務めており、世界的にも話題沸騰中だ。
また、単純に“毒親”とは言い切れない、正邪併せ持つ両親を演じたのは、『スリー・ビルボード』のウディ・ハレルソンと『インポッシブル』のナオミ・ワッツ。監督には、『ショート・ターム』でブリーと組んだデスティン・ダニエル・クレットンが務める。
■いまの幸せがあるのは大嫌いだった父のおかげだった…
予告編では、ニューヨークで自立し幸せに暮らす主人公ジャネットが、関係を断ったホームレスの父との再会をきっかけに、いままで隠して生きてきた子ども時代の想い出を呼び起こしていく映像が続く。父との想い出をたどる中で、「自分らしく生きる幸せ」を教えて育ててくれた父の想いに気づき、“本当の幸せ“を掴むために再び人生を歩み出す物語を予感させる。
ポスタービジュアルには、青空の下で父に肩車をされている幼いころのジャネットを、大人になった彼女が思い出している姿が描かれ、“「自分らしく生きる幸せ」を教えてくれたのは、大嫌いだった父”というコピーに呼応して、父と娘が築いてきた関係性を想像させられるビジュアルとなっている。
過去とともに忘れようとした父の、正しくはないけれど強烈で深い愛が観る者の心を震わし、一歩前へ進む勇気をくれるヒューマンドラマに、引き続き注目していて。
『ガラスの城の約束』は6月14日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。
■あらすじ
「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニストのジャネットは、恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていた。ある日、ジャネットは車道に飛び出してきたホームレスの男性に遭遇する。それは、なんと彼女の父・レックスだった――。
レックスは、いつか家族のために「ガラスの城」を建てるという夢を持つエンジニア、妻のローズマリーはアーティスト。彼らは定職につかず理想や夢ばかりを追い求め、自由気ままに暮らしていた。物理学や天文学などを教えてくれる父・レックスは、幼い頃のジャネットたち兄弟にとってカリスマ的な存在で、聡明なジャネットのことを彼は「チビヤギ」と呼び、愛情を注いでいた。
しかし、仕事が上手くいかないレックスは次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていく。やがて、高校生になったジャネットは大学進学をきっかけに、ニューヨークへと旅立ち、両親との関係を断とうとするが…。
■ブリー・ラーソン×ウディ・ハレルソン×ナオミ・ワッツが親子に
ホームレスの両親に育てられた女性の半生を綴った全米ベストセラー小説を映画化した本作。原作となったジャネット・ウォールズの自叙伝「The Glass Castle」は、華麗なセレブのイメージをかなぐり捨て、過酷な子ども時代の思い出を赤裸々に描いたことが話題を呼び、2006年にはアメリカ図書館協会のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が主催するアレックス賞を受賞。発売から10年以上経った現在もなお売れ続けている全米ベストセラー小説。
主演は、2016年に『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。最新作となる本作では実在の女性ジャーナリスト、ジャネット・ウォールズ役を演じる。両親への複雑な感情を心の内に秘めながらも、高級ブランドのスーツと隙のないメイクで武装し、幸せをつかみ取ろうと邁進する主人公を好演。日本公開を控える『キャプテン・マーベル』では、マーベル映画史上初の女性ヒーロー単独主役を務めており、世界的にも話題沸騰中だ。
また、単純に“毒親”とは言い切れない、正邪併せ持つ両親を演じたのは、『スリー・ビルボード』のウディ・ハレルソンと『インポッシブル』のナオミ・ワッツ。監督には、『ショート・ターム』でブリーと組んだデスティン・ダニエル・クレットンが務める。
■いまの幸せがあるのは大嫌いだった父のおかげだった…
予告編では、ニューヨークで自立し幸せに暮らす主人公ジャネットが、関係を断ったホームレスの父との再会をきっかけに、いままで隠して生きてきた子ども時代の想い出を呼び起こしていく映像が続く。父との想い出をたどる中で、「自分らしく生きる幸せ」を教えて育ててくれた父の想いに気づき、“本当の幸せ“を掴むために再び人生を歩み出す物語を予感させる。
ポスタービジュアルには、青空の下で父に肩車をされている幼いころのジャネットを、大人になった彼女が思い出している姿が描かれ、“「自分らしく生きる幸せ」を教えてくれたのは、大嫌いだった父”というコピーに呼応して、父と娘が築いてきた関係性を想像させられるビジュアルとなっている。
過去とともに忘れようとした父の、正しくはないけれど強烈で深い愛が観る者の心を震わし、一歩前へ進む勇気をくれるヒューマンドラマに、引き続き注目していて。
『ガラスの城の約束』は6月14日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。
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