ドラマ「君が心をくれたから」で花火師役の萩原護、「永野芽郁さんと山田裕貴さんには共通するものを感じます」【インタビュー】
エンタメOVO2024年3月11日(月)11時0分
永野芽郁が主演する月9ドラマ「君が心をくれたから」(フジテレビ系)が現在放送中だ。本作は、主人公の逢原雨(永野)が、かつて心を通わせた男性・朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる過酷な「奇跡」が引き起こすファンタジーラブストーリー。本作で朝野太陽が働く老舗煙火店の花火師・飛岡雄星役を演じている今注目の若手俳優・萩原護に、撮影現場の雰囲気や物語の魅力など聞いた。
-最初に脚本を読んだときの感想と、放送がスタートして周りの方から届いている反響があれば教えてください。
初めて脚本を読んだときは、内容がとても重くて、切ないストーリーだなと思いました。反響の声はたくさん届いていて、友人や近所の方から、ドラマを見ていたら僕が出て来たと言われたりします(笑)。「過酷な物語だけれど今後はどうなってしまうの?」という声もいただきますが、僕もまだ脚本の最終話を読んでいないので、皆さんと同じように物語のラストはどうなってしまうんだろう? と思って楽しみにしています。
-花火師の飛岡雄星役を演じるうえで、また老舗煙火店「朝野煙火工業」花火師の皆さんとのシーンを演じる上で気を付けていることはありますか?
花火師たちのシーンは、結構コミカルなシーンが多いのでドラマを盛り上げる1つの要素になるように皆で協力し合って盛り上げようとしています。その中でも僕は1番年下の役なので、どう先輩と関わっているか、花火師役を演じていらっしゃる佐藤貴史さんや谷恭輔さん、螢雪次朗さんと話してイメージしながら感覚をつかんでいます。
-撮影現場での山田裕貴さんの印象はいかがですか。
山田さんは座長経験が豊富な方なので、撮影現場ではとても落ち着いてらっしゃいますし、ご自身の役を演じてみて、今こういう気持ちだったのでこういうふうに動きたいとか、率先してこういうふうに動きますというのを監督と話されていたりするので、その背中を見ていて勉強になります。そういう方に僕は初めて出会ったので尊敬しますし、多くのことを学ばせていただいています。
-主人公の逢原雨を演じる永野芽郁さんの印象はいかがですか。
永野さんも山田さんと同じものを感じます。永野さんはご自身の役を自分が演じてみて、今どう感じたかということに加えて、客観的に見て、今、役の心情はこうだからこう思うという軸を常に1つ固く持ってらっしゃる方で、そこは山田さんも共通しているように感じます。お2人共も頼もしい方で、僕だけでなく現場の皆さんから頼りにされていると思いますし、すごく学びがあります。
-すごく純愛でもあり、過酷な運命を背負っている“雨ちゃんと太陽くん”の姿に涙しながら見ている視聴者も多いと思います。萩原さんは、そんな2人を見てどんなふうに感じますか。
物語の中の2人はお芝居がすごくみずみずしいので、繕うことなくみずみずしさを出せるのはすごいなと思います。2人の運命はこれから大変だなと思うのでつらいですが、そんな中でも純愛を貫いて2人だけの世界で幸せを感じられるところは、すごくいいなと思います。
-ご自身の役柄で注目して見てほしいポイントはありますか。
僕が演じる雄星と出口夏希さんが演じる朝野春陽のかわいらしい恋模様の展開があるので、そこは個人的に注目してほしいです。
-本作で印象残っているシーンや好きなシーンありますか。
1話の天気雨の中で雨と太陽が「運命の赤い傘」の話をするシーンが好きです。「運命の赤い傘」のお話はすごいことを言っているなと思いますし、お2人の姿が初々しくて、すごくきれいでいいなと思います。
-五感や心を失ってしまう主人公の物語を描く本作に携わられて、何か発見したり、心に深く感じたことはありますか。
五感1つ1つの感覚に焦点を当てて、その感覚があるからこそ感じる人のぬくもりみたいなものに気付くことができるのは、このドラマのいいところだなと思います。普段はあまり考えないことですし、失って初めて気付くことや持っていると気付けないことってあるなと改めて感じました。
-今回は花火師の役ですが、もし俳優以外の職業に就くとしたら、どんな仕事をやってみたいですか。
営業職をやってみたいです。僕は営業職は不向きだと思いますが、意外と打たれ強いので、そこでたたき上げられれば成長する気がします。スーツ姿に憧れがあるので、スーツを着て生命保険などの営業をやってみたいです。
-これまで大河ドラマやドラマ「最高の教師」(2023年)、3月公開の映画『変な家』にも出演されるなど活躍の場を広げている萩原さんですが、今後はどんなことに挑戦したいですか。
いろいろな人の人格を演じられる俳優のお仕事に魅力を感じているので、今後はお仕事ドラマに出て、お芝居の中でさまざまな職業を体験してみたいです。年齢的にも周囲が就職する年頃になってきますし、それこそ保険の営業の役も演じてみたいです(笑)。
(取材・文・写真/小宮山あきの)
ドラマ「君が心をくれたから」は、毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中
-最初に脚本を読んだときの感想と、放送がスタートして周りの方から届いている反響があれば教えてください。
初めて脚本を読んだときは、内容がとても重くて、切ないストーリーだなと思いました。反響の声はたくさん届いていて、友人や近所の方から、ドラマを見ていたら僕が出て来たと言われたりします(笑)。「過酷な物語だけれど今後はどうなってしまうの?」という声もいただきますが、僕もまだ脚本の最終話を読んでいないので、皆さんと同じように物語のラストはどうなってしまうんだろう? と思って楽しみにしています。
-花火師の飛岡雄星役を演じるうえで、また老舗煙火店「朝野煙火工業」花火師の皆さんとのシーンを演じる上で気を付けていることはありますか?
花火師たちのシーンは、結構コミカルなシーンが多いのでドラマを盛り上げる1つの要素になるように皆で協力し合って盛り上げようとしています。その中でも僕は1番年下の役なので、どう先輩と関わっているか、花火師役を演じていらっしゃる佐藤貴史さんや谷恭輔さん、螢雪次朗さんと話してイメージしながら感覚をつかんでいます。
-撮影現場での山田裕貴さんの印象はいかがですか。
山田さんは座長経験が豊富な方なので、撮影現場ではとても落ち着いてらっしゃいますし、ご自身の役を演じてみて、今こういう気持ちだったのでこういうふうに動きたいとか、率先してこういうふうに動きますというのを監督と話されていたりするので、その背中を見ていて勉強になります。そういう方に僕は初めて出会ったので尊敬しますし、多くのことを学ばせていただいています。
-主人公の逢原雨を演じる永野芽郁さんの印象はいかがですか。
永野さんも山田さんと同じものを感じます。永野さんはご自身の役を自分が演じてみて、今どう感じたかということに加えて、客観的に見て、今、役の心情はこうだからこう思うという軸を常に1つ固く持ってらっしゃる方で、そこは山田さんも共通しているように感じます。お2人共も頼もしい方で、僕だけでなく現場の皆さんから頼りにされていると思いますし、すごく学びがあります。
-すごく純愛でもあり、過酷な運命を背負っている“雨ちゃんと太陽くん”の姿に涙しながら見ている視聴者も多いと思います。萩原さんは、そんな2人を見てどんなふうに感じますか。
物語の中の2人はお芝居がすごくみずみずしいので、繕うことなくみずみずしさを出せるのはすごいなと思います。2人の運命はこれから大変だなと思うのでつらいですが、そんな中でも純愛を貫いて2人だけの世界で幸せを感じられるところは、すごくいいなと思います。
-ご自身の役柄で注目して見てほしいポイントはありますか。
僕が演じる雄星と出口夏希さんが演じる朝野春陽のかわいらしい恋模様の展開があるので、そこは個人的に注目してほしいです。
-本作で印象残っているシーンや好きなシーンありますか。
1話の天気雨の中で雨と太陽が「運命の赤い傘」の話をするシーンが好きです。「運命の赤い傘」のお話はすごいことを言っているなと思いますし、お2人の姿が初々しくて、すごくきれいでいいなと思います。
-五感や心を失ってしまう主人公の物語を描く本作に携わられて、何か発見したり、心に深く感じたことはありますか。
五感1つ1つの感覚に焦点を当てて、その感覚があるからこそ感じる人のぬくもりみたいなものに気付くことができるのは、このドラマのいいところだなと思います。普段はあまり考えないことですし、失って初めて気付くことや持っていると気付けないことってあるなと改めて感じました。
-今回は花火師の役ですが、もし俳優以外の職業に就くとしたら、どんな仕事をやってみたいですか。
営業職をやってみたいです。僕は営業職は不向きだと思いますが、意外と打たれ強いので、そこでたたき上げられれば成長する気がします。スーツ姿に憧れがあるので、スーツを着て生命保険などの営業をやってみたいです。
-これまで大河ドラマやドラマ「最高の教師」(2023年)、3月公開の映画『変な家』にも出演されるなど活躍の場を広げている萩原さんですが、今後はどんなことに挑戦したいですか。
いろいろな人の人格を演じられる俳優のお仕事に魅力を感じているので、今後はお仕事ドラマに出て、お芝居の中でさまざまな職業を体験してみたいです。年齢的にも周囲が就職する年頃になってきますし、それこそ保険の営業の役も演じてみたいです(笑)。
(取材・文・写真/小宮山あきの)
ドラマ「君が心をくれたから」は、毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中
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