離島から出てきた私は、訛りが強く、口をひらけば笑われた。会社を辞めて、残りの人生は自分らしく生きたい
婦人公論.jp2024年3月19日(火)12時30分
離島出身の私は方言の訛りが強く、口をひらけば笑われるだけ(写真はイメージ。写真提供:photoAC)
気になるニュースや家族のモヤモヤ、日々の生活で感じたさまざまな思いや誰かに聞いてほしい出来事など、読者からの投稿を紹介するWEBオリジナル投稿欄「せきららカフェ」。今回ご紹介するのは、50代・パートの方からの投稿です。小さな島の学校で男女関係なく仲よく育ったけれど、進学出た都会ではなかなか友達ができず——。
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残りの人生は自分らしく
学生時代はいつも共学だった。小さな島の大きな学校は男女とも仲良しだった。
でも、島を出て進学した都会は私には合わない事だらけだった。離島出身の私は方言の訛りが強く、口をひらけば笑われるだけ。友達はできず、お昼はいつも一人で食べていた。
就職しても社交辞令が分からず、戸惑った事や敬語が使えずタメ口ばかりだった私。知らないうちに相手を傷つけていたことも知らず、突然の無視やら無言電話の日々、もう私には人付き合いする自信がなくなっていった。
今でも職場では、誰かを傷つけやしなかと話す事が怖いし、いつも悪口を言われているんじゃないかという妄想に襲われる。だから嫌われないようにピエロになりきる。
いつも笑っておちゃらけて、意地悪されてもきつい言葉を言われて平気なふりをしてすましている。でももう限界!まもなく私はこの会社を辞めてやるんだ。
人生100年!ちょうど折り返しの50歳!残りの人生は自分らしく、ピエロもやめて、心から笑える日々を送ろう。私を大切にしてくれる人はいるはずだから。
婦人公論.jp
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