13歳少年と36歳女性のスキャンダルの真相 『メイ・ディセンバー ゆれる真実』予告公開
クランクイン!2024年4月11日(木)8時0分
ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアが共演するトッド・ヘインズ監督最新作『MAY DECEMBER(原題)』が、邦題を『メイ・ディセンバー ゆれる真実』として7月12日より公開されることが決定。予告編とポスタービジュアルが解禁された。
本作は、1990年代に実際に起きて全米に衝撃を与えた、13歳少年と36歳女性のスキャンダル(“メイ・ディセンバー事件”)の真相を、様々な角度から見つめる心理ドラマ。アメリカの「IndieWire」「NY Times」「The Hollywood Reporter」、イギリスの「The Guardian」など海外の有力媒体で2023年ベスト映画として選出され、第81回ゴールデングローブ賞では、作品賞、主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞の4部門にノミネートされた。
脚本はサミー・バーチ(原案:サミー・バーチ、アレックス・メヒャニク)。唯一無二のセンセーショナルな脚本で一躍脚光を浴び、第34回インディペンデント・スピリット賞ほか多数の賞レースで脚本賞を受賞、さらに本年度の第96回アカデミー賞で脚本賞にもノミネートされる快挙を果たした。
『エデンより彼方に』『キャロル』などで甘美な世界観と複雑に交錯する人間模様を映し出し多くの映画ファンを虜にしてきたトッド・ヘインズが、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアという豪華オスカー俳優を迎え、過去と現在、真実と憶測が混ざり合う心理戦を描き出す本作。
グレイシーとジョー、ふたりの関係は犯罪だったのか、純愛だったのか、それとも他に真実があったのか…。次から次へと繰り出される新たな証言、〈当事者〉から湧き上がる意外な本心、そのすべてに意味を見出さずにはいられない〈よそ者〉の目。真相に近づこうとする時、観客の思い込みは粉々に砕け散る。観る者すべてを“抜け出せない万華鏡”に誘う衝撃作がついに幕を開ける。
予告編は、かつて全米のメディアを騒然とさせた一大スキャンダルの片鱗が垣間見えるもの。それは、当時36歳の女性が13歳の少年と不倫の末、獄中で彼との子どもを出産、刑期後に結婚するというにわかには信じがたい衝撃のニュースだった―。
そして、この親子ほど年の離れたカップルを意味する“メイ・ディセンバー”の事件は、23年の時を経て映画化されることに。そこで、ひとりの映画女優エリザベス(ナタリー・ポートマン)が、モデルになったグレイシー(ジュリアン・ムーア)とジョー(チャールズ・メルトン)のもとに現れる。役作りのリサーチのために近づいたエリザベスだったが、次第にその“調査”はエスカレートしていき…。
演じる女と演じられる女。ふたりを体現するナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアというオスカー俳優同士の激しい攻防戦が繰り広げられることを予感させるとともに、幼くしてスキャンダルの当事者として世間から好奇の目にさらされ続けたジョーを、チャールズ・メルトンが、不安定に移ろう心の機微を掬(すく)い上げるように繊細に演じる姿や、「これは“見世物”じゃない、僕の人生だ」という当事者の叫びに胸が締め付けられる予告となっている。
ポスタービジュアルは、犯罪者という印象とはほど遠い、可憐なフリルのトップスに身を包んだグレイシーと、その後ろに彼女を演じるエリザベスがぴったりと並ぶ姿を切り取ったもの。何かを訴えるかのようにじっと視線を送る2人の間には、「実在のスキャンダル 当事者の心で追うか よそ者の目で追うか」というコピーが躍る。観客の視点をも揺さぶるその問いの真相を、劇場で目撃したい。
映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は、7月12日より全国公開。
本作は、1990年代に実際に起きて全米に衝撃を与えた、13歳少年と36歳女性のスキャンダル(“メイ・ディセンバー事件”)の真相を、様々な角度から見つめる心理ドラマ。アメリカの「IndieWire」「NY Times」「The Hollywood Reporter」、イギリスの「The Guardian」など海外の有力媒体で2023年ベスト映画として選出され、第81回ゴールデングローブ賞では、作品賞、主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞の4部門にノミネートされた。
脚本はサミー・バーチ(原案:サミー・バーチ、アレックス・メヒャニク)。唯一無二のセンセーショナルな脚本で一躍脚光を浴び、第34回インディペンデント・スピリット賞ほか多数の賞レースで脚本賞を受賞、さらに本年度の第96回アカデミー賞で脚本賞にもノミネートされる快挙を果たした。
『エデンより彼方に』『キャロル』などで甘美な世界観と複雑に交錯する人間模様を映し出し多くの映画ファンを虜にしてきたトッド・ヘインズが、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアという豪華オスカー俳優を迎え、過去と現在、真実と憶測が混ざり合う心理戦を描き出す本作。
グレイシーとジョー、ふたりの関係は犯罪だったのか、純愛だったのか、それとも他に真実があったのか…。次から次へと繰り出される新たな証言、〈当事者〉から湧き上がる意外な本心、そのすべてに意味を見出さずにはいられない〈よそ者〉の目。真相に近づこうとする時、観客の思い込みは粉々に砕け散る。観る者すべてを“抜け出せない万華鏡”に誘う衝撃作がついに幕を開ける。
予告編は、かつて全米のメディアを騒然とさせた一大スキャンダルの片鱗が垣間見えるもの。それは、当時36歳の女性が13歳の少年と不倫の末、獄中で彼との子どもを出産、刑期後に結婚するというにわかには信じがたい衝撃のニュースだった―。
そして、この親子ほど年の離れたカップルを意味する“メイ・ディセンバー”の事件は、23年の時を経て映画化されることに。そこで、ひとりの映画女優エリザベス(ナタリー・ポートマン)が、モデルになったグレイシー(ジュリアン・ムーア)とジョー(チャールズ・メルトン)のもとに現れる。役作りのリサーチのために近づいたエリザベスだったが、次第にその“調査”はエスカレートしていき…。
演じる女と演じられる女。ふたりを体現するナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアというオスカー俳優同士の激しい攻防戦が繰り広げられることを予感させるとともに、幼くしてスキャンダルの当事者として世間から好奇の目にさらされ続けたジョーを、チャールズ・メルトンが、不安定に移ろう心の機微を掬(すく)い上げるように繊細に演じる姿や、「これは“見世物”じゃない、僕の人生だ」という当事者の叫びに胸が締め付けられる予告となっている。
ポスタービジュアルは、犯罪者という印象とはほど遠い、可憐なフリルのトップスに身を包んだグレイシーと、その後ろに彼女を演じるエリザベスがぴったりと並ぶ姿を切り取ったもの。何かを訴えるかのようにじっと視線を送る2人の間には、「実在のスキャンダル 当事者の心で追うか よそ者の目で追うか」というコピーが躍る。観客の視点をも揺さぶるその問いの真相を、劇場で目撃したい。
映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は、7月12日より全国公開。
(C)クランクイン!
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