「戦艦武蔵」ネット生中継 菊花紋章など鮮明に映し出され状態明らかに

BIGLOBEニュース編集部2015年3月13日(金)12時29分

戦艦武蔵の艦首(c)2015 Paul G, Allen

3月13日マイクロソフト共同創業者ポール・アレン氏は、フィリピン・シブヤン海に沈んでいる「戦艦武蔵」のインターネット生中継を放送した。生中継は、遠隔操作式車両を使用して行われ、2時間以上かけて海深1185メートルの「戦艦武蔵」を鮮明に映し出した。平日の午前中にも関わらず、YouTube、ニコニコ生放送合わせて15万人以上が視聴した。


生中継は、左舷の映像から始まり艦首を回って右舷前方から甲板、主砲、ハイライトを挟んだ移動後に副砲、艦橋、機銃、高角砲などの映像を放送した。


左舷では1000ポンド(約454キロ)もの爆撃や魚雷を受けて変形した姿


艦首では、1.2mの菊花紋章をズームアップ。艦首正面が映った瞬間がネット上では最も盛り上がった


右舷前方では、船体に収まっている錨がはっきり


甲板には通風孔と見られる構造物


46cm砲(主砲)は船体から抜け落ちており砲床のみ


15.5cm砲(副砲)も船体から抜け落ちているが本体は存在

副砲にも関わらず砲身は11メートルもの大きさ


艦橋後方、15mの測距儀


射撃管制装置(FCS)


25mm三連装機銃、三連装がはっきりわかります


水上偵察機、主翼


オクトパス内部、見るからに最先端技術の塊


最後にオクトパスクルーによる武蔵の戦死者への黙祷


YouTubeで配信された映像


ポール・アレン氏サイト

ニコニコ生放送の番組ページ


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(c)2015 Paul G, Allen

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