＜卓球＞陳夢、日本人に3連勝で五輪シングルス代表ほぼ確実に

卓球の世界ツアー、サウジスマッシュは11日、女子シングルス決勝が行われ、世界ランク4位の中国の陳夢（チェン・モン）（30）が同1位の中国の孫穎莎（スン・インシャー）（23）を4-2で下し、優勝した。

東京五輪金メダリストの陳は、3回戦で平野美宇（24）を3-0、準々決勝で張本美和（15）を4-1、準決勝で早田ひな（23）を4-0で下し、日本のパリ五輪代表3人に3連勝。中国メディアによると、陳は中国女子のパリ五輪シングルス代表2名の選考レース（ポイント制）で同2位の王曼昱（ワン・マンユー）（25）を抜き、シングルス代表2人目の座をほぼ確実にした。

王は2回戦で同39位のインドのバトラに敗れ、選考レースの規定により、海外選手に敗れたことで3000点を差し引かれた。陳は海外選手に負けなければ、選考ポイントで王を上回ることになっていた。（翻訳・編集/柳川）