仮想通貨ハッキングは「真っ赤な嘘」…北朝鮮が否定
デイリーNKジャパン2019年9月2日(月)13時51分
北朝鮮の「朝鮮マネー・ロンダリングおよびテロ資金支援防止のための国家調整委員会」の報道官(スポークスマン)は1日、同国がハッキングにより約20億ドルを盗み取ったとする国連安全保障理事会の制裁委員会専門家パネルの指摘について、「真っ赤な嘘」だと否定する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
専門家パネルは先ごろ、北朝鮮が2015年12月から今年5月にかけて少なくとも17カ国の金融機関や仮想通貨交換所に対し、35回にわたってサイバー攻撃を仕掛け、最大で20億ドル(約2140億円)を違法に得ていた疑いがあると指摘した。
談話はこれに対し、「何の科学的な証拠もなしに無鉄砲にわれわれに言い掛かりをつける謀略資料」だと非難。「嘘も百度つけば事実として信じるようになるというヒトラーファシスト宣伝者らの手口を再現してみようとする極めて愚かな行為」だと強調した。
Copyright(C)DailyNKJapan 2014
「北朝鮮」をもっと詳しく
「北朝鮮」のニュース
-
日米など北朝鮮制裁の監視継続を求める共同声明 専門家パネルは事実上廃止5月2日12時38分
-
「朝鮮王朝時代と何が違うのか」多額の借金に苦しむ北朝鮮の農民5月2日12時6分
-
迎撃ミサイルの拡充強調 米海軍長官、中国・北朝鮮に対応5月2日10時8分
-
Pythonベースのトロイの木馬配布するサイバー攻撃確認、北朝鮮関与の疑い5月2日8時56分
-
北朝鮮監視の必要性強調 50カ国共同声明5月2日5時40分
-
「女子生徒の学習意欲が低下」北朝鮮、金正恩の単純労働強制で5月2日5時10分
-
男女26人が葬られた、金正恩「温泉リゾート」の秘密5月2日4時1分
-
記者会見する拉致被害者家族ら5月1日17時4分
-
国連「専門家パネル」任期切れ 北朝鮮制裁の監視が弱体化5月1日16時45分
-
北朝鮮の金正恩氏とシリアのアサド大統領がメッセージ交換5月1日15時26分