けがした子犬を見かけて保護して育てたら3年後にオオカミと判明―中国
新疆ウイグル自治区ウルムチ市の農村部で、意外な出来事が発生した。ある住人が「けがをした子犬」を保護して3年間にわたり飼ったところ、犬ではなくオオカミと分かった。
新疆ウイグル自治区ウルムチ市の農村部で、意外な出来事が発生した。ある住人が「けがをした子犬」を保護して3年間にわたり飼ったところ、犬ではなくオオカミだったと分かった。このオオカミは地元の野生動物救護センターに引き渡された。中国メディアの快科技などが伝えた。
この住人は3年前、けがをしている「野良の子犬」保護した。足の1本が自動車のタイヤに押しつぶされたように見えたので、哀れに思って家に持ち帰って世話をした。そしてこの「子犬」をシアンシアン(香香)と名付けた。シアンシアンは徐々に成長していったが、その行動や外観に通常の犬とは違う点が目立つようになった。次第に巨大になり、食事量は驚くほどで、時には1日に1キロほどの肉を食べることがある。しかも野性的で、時折、オオカミのような遠ぼえをするようになった。
シアンシアンが時とともに異常になっていったので、飼い主の疑念は深まっていった。そして警察に通報して助けを求めることにした。地元の警察はすぐに、シアンシアンが飼われている家に行って調べた。シアンシアン体長は約1.2メートルに達し、歯は鋭く、両耳は直立ししていた。鼻筋はまっすぐで、背中の毛は濃く、目つきからは野性的な光が漂っていた。また、人の接近を極めて強く警戒し、誰であれ近づくと、すぐに攻撃態勢になった。警察はこれらの特徴に基づき、シアンシアンは野生のオオカミである可能性が高いと判断した。
警察はウルムチ市の専門部門に連絡した。専門部門を通してさらに鑑定した結果、シアンシアンは野生のオオカミと分かった。シアンシアンは新疆野生動物救護センターに移された。
この出来事は社会各界の広範な注目を集めた。警察は社会に向けて、オオカミは飼育が難しい野生動物で、群で行動して性格は凶暴であり、攻撃力は飼い犬をはるかに上回ると注意を促した。警察はさらに、危険を避けるために野生のオオカミを無断で飼育したり接近してはならないことや、野生動物を積極的に保護して生態バランスを共に守るよう呼び掛けた。
今回の出来事は、野生動物を保護する際には慎重を期し、自分の安全を確保して速やかに関連部門に連絡して専門的な処理を行う必要があることを改めて思い出させた。(翻訳・編集/如月隼人)
Copyright 24 Record China. All Rights Reserved.
「犬」をもっと詳しく
「犬」のニュース
-
【元乃木坂46・阪口珠美】「より深く学びたい!」「無理なく老犬介護していけるように」 愛犬の死から『愛玩動物介護士アドバンス』資格を取得1月13日16時48分
-
ロサンゼルスを襲った壊滅的山火事に巻き込まれた動物たちの現状1月13日12時0分
-
「なぜなのか……」“ある犬種”愛好家の嘆きに400万表示の大反響集まる 「分かります」「初めて知ったけどめっちゃかわいい」1月13日9時0分
-
「イカゲームに招待されそうな人になった」人気芸人の散歩中ショットが怪しさ満点「笑ってしまった」1月12日22時34分
-
【マンガ】「飼い…犬?」あまりの侮辱に震えた。自称“口は悪いが性格はさっぱり”義母の言葉1月12日21時50分
-
めいっ子が作ったおみくじを引いたら…… “大吉どころじゃない大当たり”が出て皆ほっこり笑顔に 「最高かよ……」「理想の1年」1月12日20時50分
-
「さすがに笑うw」 4歳息子に自分のスマホを渡したら……“まさかの事態”に絶句「賢すぎる」「願望ダダ漏れ」1月12日20時30分
-
伝説のキャバ嬢・愛沢えみり「愛犬捨てた」批判に釈明 「一時的に実家に預けた」それでも厳しい声1月12日18時30分
-
雪の中、白い柴犬が見つめるのは… 「テレパシーを送っているみたい」1月12日16時15分
-
飼い主「ドット絵すぎる柴犬」 撮った1枚に「どうなっているの」「本当だ」1月12日12時43分