四川省綿陽市、新たなAI応用シーンリストを発表―中国
四川省綿陽市は新たなAI応用シーンリストを発表した。写真は綿陽市。
四川省綿陽市がスマート行政、スマート教育、スマート文化観光、緊急安全対応の4分野を含む新たな人工知能(AI)応用シーンリストを発表したことが3日、分かった。科技日報が伝えた。
綿陽はスマート行政応用分野で、一体化行政サービス能力向上プロジェクトを発表した。同応用シーンはAI技術によりスマート行政サービスシステムを構築し、ターゲットスマート分類モデルを利用し行政電子データの分類を行うとともに、業務ルールとその対応事項シーンの配置により、事項のスマート申告とスマート審査・批准を実現し、短期間で認可できるようになり、手続きが簡略化されている。
また、今回発表された3D科学技術体験館応用シーンは、スマート文化観光分野でユーザーに独特なインタラクション体験をもたらしている。同応用シーンはAI技術に基づき、未来の運動場、未来の小さな画家、無限の空間の三つのインタラクション体験を通じ、ユーザーに不思議なバーチャル体験を提供し、テクノロジーとアートの融合を実感させている。
綿陽が末端機関の緊急安全対応管理能力を高めるため、社会機関消防安全サービスプラットフォームと火災リスク予測という二つの応用シーンを発表したことは特筆に値する。うち社会機関消防安全サービスプラットフォームはモバイルアプリケーションフレームワークと微信(WeChat)企業アカウントアーキテクチャに基づき、綿陽市の社会機関に消防安全自主管理ツールを無償で提供し、機関が消防安全主体としての責任を果たすよう協力するものとなる。
一方、火災リスク予測は主にビッグデータとAI技術を利用し、違反行為や気候・気温などの歴史的なデータにより機械学習を行う。コンピューターにより、綿陽市の主要エリア、社会機関、住宅団地などの動的で定量的な火災リスクのランキングを行うとともに、火災リスクの高い対象リストを自動で定期的に出力する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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