イブラ像を完全破壊…“裏切られた”マルメファンが心中吐露「ナイフで刺した上…」
サッカーキング2020年1月10日(金)10時47分
イブラヒモヴィッチ銅像が破壊されてしまった(写真は完成当時) [写真]=Getty Images
ミランに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチの像が破壊された件について、当事者であるマルメのサポーターたちがイギリスメディア『BBC』のインタビューに答えた。9日、同メディアが伝えている。
イブラヒモヴィッチは2007年から2016年まで10年連続でスウェーデンの年間最優秀選手賞を受賞。この偉業を記念して、同選手の古巣であるマルメの本拠地スウェドバンク・スタディオンの外に銅像が建てられた。同国出身の彫刻家であるピーター・リンデ氏によって制作された高さ2.7メートルもある“巨大ズラタン像”は昨年10月8日にお披露目となった。イブラヒモヴィッチは「俺の銅像がマルメに建てられてとても嬉しい。ここは全ての始まりの場所、そして俺の心が宿る場所だ」と喜びのコメントをした。
しかし、イブラヒモヴィッチが11月26日にライバルクラブであるハンマルビーの共同オーナーに就任したことで、マルメのサポーターは激怒。怒りの矛先が銅像に向けられると、腕には便座が吊るされ、顔はブルーシートで覆われる悲惨な姿へ変貌した。その後も放火などの破壊行動は続けられ、今月5日、ついに足元が折れ銅像は倒壊した。
インタビューに応じたマルメのサポーターの1人は、破壊について次のように説明。クラブのヒーローによるライバルクラブの株式取得で、サポーターは“裏切られた”と感じたようだ。
「像が壊されたのは、あいつがこれまで言ってきたことに反したからだ。ずっとマルメのことを愛してくれるとばかり思っていたよ。もし、株式取得を明かさなかったり、マルメについて少しでも触れていたら、多少は受け入れられていたかもね。でも、あいつは『(ハンマルビーを)スカンジナヴィア最強のクラブにする』とぬかした。ナイフで刺した上、それをほじくり回して、マルメファンにこれ以上ないくらいダメージを与えたんだ」
別のサポーターは、「マルメのサポーターの大半がズラタンに失望していることを知ってほしい。私の知る限り、誰もあいつを擁護していない。もちろん、破壊行為は間違っていると考える人もいるが、彼らは同時に、行為について理解もしている。私たちはかつて、あいつを誇りに思っていた。私たちのクラブから世界的なスーパースターが育ったわけだが、今はあいつの話は何も聞きたくない。あいつは『ファンは自分に感謝すべき』だと思っているが、タイトルは何一つ勝ち取っていない。実際に彼がもたらしたのは多額の移籍金だけだ」と、サポーターがイブラヒモヴィッチに対して抱いている感情を説明した。
最後に、マルメ公式サポーターズクラブのカーヴェ・ホセインプール副会長がイブラヒモヴィッチの置かれた立場を説明。2度とマルメのレジェンドとしては扱われないだろうとの見解を示した。
「彼は何年も海外で過ごした後、街とクラブにおける地位を失ったんだ。『世界に対抗する俺たち』のマルメ精神がズラタンを生み出したんだ。ズラタンがマルメを生んだわけじゃない」
イブラヒモヴィッチは2007年から2016年まで10年連続でスウェーデンの年間最優秀選手賞を受賞。この偉業を記念して、同選手の古巣であるマルメの本拠地スウェドバンク・スタディオンの外に銅像が建てられた。同国出身の彫刻家であるピーター・リンデ氏によって制作された高さ2.7メートルもある“巨大ズラタン像”は昨年10月8日にお披露目となった。イブラヒモヴィッチは「俺の銅像がマルメに建てられてとても嬉しい。ここは全ての始まりの場所、そして俺の心が宿る場所だ」と喜びのコメントをした。
しかし、イブラヒモヴィッチが11月26日にライバルクラブであるハンマルビーの共同オーナーに就任したことで、マルメのサポーターは激怒。怒りの矛先が銅像に向けられると、腕には便座が吊るされ、顔はブルーシートで覆われる悲惨な姿へ変貌した。その後も放火などの破壊行動は続けられ、今月5日、ついに足元が折れ銅像は倒壊した。
インタビューに応じたマルメのサポーターの1人は、破壊について次のように説明。クラブのヒーローによるライバルクラブの株式取得で、サポーターは“裏切られた”と感じたようだ。
「像が壊されたのは、あいつがこれまで言ってきたことに反したからだ。ずっとマルメのことを愛してくれるとばかり思っていたよ。もし、株式取得を明かさなかったり、マルメについて少しでも触れていたら、多少は受け入れられていたかもね。でも、あいつは『(ハンマルビーを)スカンジナヴィア最強のクラブにする』とぬかした。ナイフで刺した上、それをほじくり回して、マルメファンにこれ以上ないくらいダメージを与えたんだ」
別のサポーターは、「マルメのサポーターの大半がズラタンに失望していることを知ってほしい。私の知る限り、誰もあいつを擁護していない。もちろん、破壊行為は間違っていると考える人もいるが、彼らは同時に、行為について理解もしている。私たちはかつて、あいつを誇りに思っていた。私たちのクラブから世界的なスーパースターが育ったわけだが、今はあいつの話は何も聞きたくない。あいつは『ファンは自分に感謝すべき』だと思っているが、タイトルは何一つ勝ち取っていない。実際に彼がもたらしたのは多額の移籍金だけだ」と、サポーターがイブラヒモヴィッチに対して抱いている感情を説明した。
最後に、マルメ公式サポーターズクラブのカーヴェ・ホセインプール副会長がイブラヒモヴィッチの置かれた立場を説明。2度とマルメのレジェンドとしては扱われないだろうとの見解を示した。
「彼は何年も海外で過ごした後、街とクラブにおける地位を失ったんだ。『世界に対抗する俺たち』のマルメ精神がズラタンを生み出したんだ。ズラタンがマルメを生んだわけじゃない」
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