留任濃厚のヘルムート・マルコ。ホーナーとの不仲説が囁かるなか、フェルスタッペンが契約更新を後押しか
複数の海外メディアが報じているように、ヘルムート・マルコはレッドブルの新経営陣と新たに2年契約を結んだ後、2026年末まで同組織に残ることになるようだ。
現在80歳のオーストリア人が旧友のディートリッヒ・マテシッツ氏と結んだ現在の契約は2024年末で満了となるが、億万長者が去ったことでマルコはこの会社のスポーツプログラムを運営している現CEO(最高経営責任者)であるオリバー・ミンツラフ氏によって契約が更新されない兆候があった。
レッドブルF1チームのクリスチャン・ホーナー代表が、レッドブルが持つふたつのF1チームと若手ドライバー育成プログラムを完全に担当しているマルコの去就をかなり喜んでいるだろうという強い兆候もあったが、この組織内部での戦いはマックス・フェルスタッペンからの非常に強力なサポートのおかげで、年長者に有利に傾いているようだ。
3度のF1ワールドチャンピオンとマルコの仲が良いことはよく知られている。フェルスタッペンは元ル・マンウイナーを可能な限り長く側に置きたいと明言しており、レースのやり方やチーム内でコミュニケーションをとる方法について共通の見解を持っている。
フェルスタッペンはこれまでも度々、「ヘルムート(・マルコ)からのでたらめではないアプローチは僕も同じだから」と説明し、彼に感謝している旨を示してきた。さらに「彼と一緒にいると、自分がどこに立っているのかがつねに分かるんだ。なぜなら彼がそれを見たように伝えてくれるからだ。そして、僕も同じようにしている」と続けた。
もちろん、内部の権力闘争に関してホーナーとマルコの両者は強く否定している。チーム代表は「私たちは27年間お互いのことを知っていて、我々の関係はこれまでと同様にオープンで明確であり、何も変わっていない」と主張した。
この亀裂の結果は、マルコが今後3シーズンすべてのグランプリに参加し続けることを意味する。彼はこれまでと同様にフェルスタッペンと一緒にいるだろうが、今後はもう少し多くの時間を新しい名称が発表されていないジュニアチーム(現アルファタウリ)に割くことになると思われる。マルコとしては、フランツ・トスト前代表がチームを去った後、アルファタウリのピーター・バイエルCEOと、トストの後任として新代表に就くローラン・メキースが、ファエンツァに拠点を置くイタリアのチームをどのように運営するかを注意深く観察したいはずだ。
「不仲説」をもっと詳しく
「不仲説」のニュース
-
留任濃厚のヘルムート・マルコ。ホーナーとの不仲説が囁かるなか、フェルスタッペンが契約更新を後押しか1月12日7時10分
-
レッドブルF1代表もマルコとの不仲説を否定「ヘルムートがいなければ私がこの立場にいることはなかった」10月20日18時0分
-
ガスリー「アルピーヌと共にビッグ3に挑む」オコンとの不仲説については「笑える」と一蹴1月2日10時0分
-
清水にDF高橋祐治が完全移籍…柏指揮官との“不仲説”は否定「すごく優しいBOSSです」12月22日15時59分
-
リタ・オラ、リアーナとの不仲説に言及&否定「世間はいつも女性同士を対立させる」11月28日13時50分
-
オコン、ガスリーとの不仲説を否定「誰がチームメイトになってもレースができると確信している」9月8日14時3分
-
鹿島・鈴木優磨の代表選外に海外注目!森保一との不仲説に「彼のエゴが…」8月22日11時28分
-
戸田恵梨香、有村架純がメディアに宣戦布告した背景に西田敏行の「シャブ中」「DV」被害11月15日8時0分
-
ランパード監督、不仲説のGKケパに言及「彼は真面目に練習している」2月29日18時55分
-
「松戸VS柏」抗争に終止符!? 松戸市、"不仲説一蹴"と銘打ち柏駅前で農産物をPR2月18日12時43分