戸田恵梨香、有村架純がメディアに宣戦布告した背景に西田敏行の「シャブ中」「DV」被害

2021年11月15日(月)8時0分 tocana


 先日、女優・戸田恵梨香水川あさみが同日、一部女性誌で報じられた〝不仲説〟について反撃声明を投稿した。当該女性誌では、コロナ禍で水川の言動がおかしくなり、それを察知した戸田が距離を置き始めているというもの。これにブチ切れた戸田はSNSで「私に関する事は私から発信されるもの以外そこに事実はありません」と抗議。水川も「憶測を元に面識のある女優さん、タレントさんに絡めた数々の悪意ある記事」と辛辣な言葉で批判した。


 水川の所属事務所は「本人のプライべートやSNSの一部を切り取って、裏付けのない事実が存在するような内容で、水川の名誉・イメージを毀損(きそん)するものであることは明らか」だとした上で「しかるべき措置をとらせていただきます」と、法的措置を示唆している。


 たしかに当該女性誌の記事は業界でも「ひどい」と話題になっており、情状酌量の余地はない。スポーツ紙記者は「紙媒体からデジタルに移行し、読ませる記事よりも見出しがセンセーショナルな方がアクセスがいい。だから、メディアはどんどん過激な見出しの記事を乱発している」と指摘する。


 似たようなパターンとして女優の有村架純も一部写真真摯で大相撲の明生との交際がそれっぽく報じられ、激怒。所属事務所は熱愛報道では珍しく、法的措置をチラつかせて猛抗議した。舞台裏を知る関係者の話。


「有村さん本人が交際報道の相手で“力士”は『絶対ない』と嫌悪感を示したそうです。有村さんは明生さんと自分の写真が並べられることに猛反発。自身のコンプレックスも相まって『許せない!』とブチ切れたそうです」


 ひと昔前の芸能人は”書かれてナンボ”の精神があった。芸能人は良い話でも悪い話でも、メディアに取り上げられてこそ“華”という考えだ。それが時代の移り変わりとともになくなり、現在はタレント側もSNSを通じて直接報道を“正す”ことが増えてきた。


「ネット社会になったことで、過去の記事もずっと残るようになった。是正しないと、誤った情報が既成事実化してしまう。戸田さんにしても有村さんにしても、それは看過できないとなったのでしょう」(代理店関係者)


 実は転機となったのは、大物俳優・西田敏行だという。西田はかねてネット上では「シャブ中」や「DV」など根も葉もないウワサを流布されていた。当初は“放置”していた西田だったが、誹謗中傷は収まらず…。西田サイドは2016年に被害届を提出し、翌17年7月、偽計業務妨害容疑で中部地方に住む40代の女ら男女3人を書類送検した。警察の調べに女は「人の興味を引くような記事を掲載して閲覧数を伸ばし、広告収入を増やしたかった」などと供述していた。芸能プロ関係者が明かす。


「実は西田さんはこうしたガセ情報のおかげで、某一流企業のCM契約がなくなった。被害額にして5,000万円以上。クライアント側がネットのウワサを気にしたのが原因だった。何気ない書き込みで大損害を被ったんですよ」と明かす。


 西田が”犠牲”になったことで芸能界ではネット記事に関する目を一層光らせるようになった。今後も多くのタレント・俳優が声を上げることになりそうだ。

tocana

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