ホンダの次期GT500ベース車両はシビック! 『シビック・タイプR-GTコンセプト』をオートサロンでサプライズ公開
1月13日、千葉県の幕張メッセで開幕した東京オートサロン2023で、ホンダはプレスカンファレンスを開催し、2024年のスーパーGT GT500クラス参戦を想定した『ホンダ・シビック・タイプR-GTコンセプト』をサプライズで公開した。
これまでホンダは、JGTC全日本GT選手権時代からホンダNSX-GTで参戦を開始し、途中HSV-010での参戦時期を挟みながら、DTMドイツ・ツーリングカー選手権との統一規則を目指したクラス1規定では、NSX-GTをミッドシップ、FRと変更しながら参戦を続けてきた。
スーパーGT GT500クラスでは、2020年から導入された技術規定が使用されており、ホンダはNSX-GTで2023年も参戦を続けるが、そのベース車両であるNSXは、2022年12月に生産が終了しており、ホンダが将来のGT500へどんな車両を投入するのか、2024年以降の技術規定も含め注目を集めていた。
そんななか、1月13日に開幕したホンダのプレスカンファレンスで、サプライズとしてブース中央に異質なレーシングカーが展示された。10時30分のプレスカンファレンス開始後、ホンダ・レーシングの渡辺康治社長からの説明とともに黒いベールが剥がされたマシンは、なんとホンダ・シビック・タイプRをベースとしたGT500マシンのコンセプトモデルだった。
車両はシビック・タイプRのボディを再現しながら、現行のGT500規定の特徴的な前後フェンダー、リヤウイング等を備える。ただ、ボディが4ドアのシビックであることから、非常に特徴的なイメージを受ける。
このシビック・タイプR-GTコンセプトについて、HRC渡辺社長は「レーシングカーのごとき速さと圧倒的なドライビングプレジャーを追求するホンダのピュアスポーツモデルである。タイプRの王座を冠したマシンをついにスーパーGTのGT500クラスに投入することにいたしました」と壇上でコメントした。
「このマシンはまだデザインの方向性を示す段階のものですけれども、この東京オートサロンをはじめ、ファンの皆様がご覧いただける機会を用意してまいりますので、ぜひご期待をいただきたいと思います」
さらに、NSX-GTで戦うラストシーズンとなる2023年に向けては「有終の美を飾るためにも今年はチャンピオン獲得を必達目標に掲げ一丸となって邁進してまいります」と結んだ。
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