ダカールラリー:競技7日目、ローブが電気系トラブルで順位落とす。二輪部門はホンダが首位奪還
第41回大会となる2019年のダカールラリーは1月14日、サン・ファン・デ・マルコナ周辺を回る387km(ステージ距離323km)の競技7日目が行われ、ステファン・ペテランセル(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)がステージを制覇。総合でも2番手に浮上した。
全10ステージで争われている2019年のダカールラリーは終盤戦に突入。競技7日目はパウダー状の砂が堆積した“フェシュフェシュ”や広大な砂漠、そして高速セクションなどバラエティに富む構成で争われた。
このステージでは前日に続き、セバスチャン・ローブ(プジョー3008DKR)がパフォーマンスを発揮し、ライバルを置き去る走りをみせたが、ステージ走行中に電気系トラブルが発生。修復に40分近くを要してしまい、ステージ11位に終わってしまう。
ローブの失速もあり、トップに浮上したのはペテランセル。砂丘を乗り越えた際にボンネットにダメージを負い、ドライバーたちもむち打ちのようなケガを負ったものの、ステージ2位のホアン・ナニ・ロマ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・ラリー)より4分33秒速いタイムでステージ優勝を手にした。
これにより、ペテランセルは総合でも首位のナッサー・アル-アティヤ(トヨタ・ハイラックス)と29分16秒差の総合2番手に浮上。総合3番手にナニ・ロマ、総合4番手にローブが続いている。
ペテランセルは「ナビゲーションもトリッキーだったけど、うまくやれたと思う。ライバルよりいいタイムを刻むことができているからね」とステージをふり返った。
「ナッサー(アル-アティヤ)とのタイム差を少しは縮めることができたけど、彼からリードを奪うのは難しいかもしれない」
「正直、僕たちは総合首位に見合うだけの走りができていない。ナッサーはほとんどミスもせず、うまく戦っていると思うよ」
■トヨタ車体は三浦組349号車がクラス首位に。二輪はホンダがトップ奪還
四輪市販車部門を戦うトヨタ車体のチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは三浦昂/ローラン・リシトロイシター組349号車がステージを50位で完走。チームメイトのクリスチャン・ラビエル/ジャン・ピエール-ギャルサン組350号車は、そこから10分以上遅れたステージ51位となったため、クラス順位が逆転。349号車がクラス首位/総合53番手、350号車がクラス2番手/総合55番手となっている。
トラック部門を戦う日野チーム・スガワラは菅原照仁/羽村勝美組510号車がステージ9位で競技7日目を終え、総合9番手となっている。
二輪部門はサム・サンダーランド(KTM450)が今大会2度目のステージ優勝を達成。総合でも7番手から4番手までポジションを上げている。前日、総合首位だったパブロ・キンタニア(ハスクバーナFR450ラリー)はステージ14位と順位を挙げられず。リッキー・ブラベック(ホンダCRF450ラリー)が7分47秒リードで首位に返り咲く形となった。
2019年のダカールラリー競技8日目の現地15日は、サン・ファン・デ・マルコナからピスコへ向かう575km、ステージ距離360kmで争われる。
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