イングランド初! 一度はオフサイド判定も…VARでゴールが認められる
サッカーキング2018年1月17日(水)13時42分
イングランド史上初VARによってゴールが認められた [写真]=Getty Images
イングランドサッカー界で史上初めて、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によってゴールが認められた。17日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』が報じている。
16日に行われたFAカップ3回戦再試合で、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターとフリートウッド(3部)が対戦。すると、レスターの1点リードで迎えた77分に、先制点を挙げたナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョが再びネットを揺らす。副審が一度はオフサイドと判定したが、ビデオ判定の結果ゴールが認められ、追加点が決まった。
イングランドでは今年に入ってから、FAカップとカラバオ・カップ(リーグ杯)の2大会でVARが試験導入されている。この新システムが実際の試合で使われたのは、レスター対フリートウッド戦で3試合目となった。
イングランドで“VARによってゴールを決めた初めての選手”となったイヘアナチョは、「オンサイドかオフサイドかは自分では分からなかったけれど、リヤド(・マフレス)が『オンサイドだ』と言ったように思ったので、ゴールを決めることに集中した。そこからは、待つことしかできなかったね」とコメント。VARの存在に関わらず、プレーを続行することにこだわっていたと明かした。
またレスターを率いるクロード・ピュエル監督は、「完璧だと思う。良い判定、良いゴールだったし、我々にとっても良かった。それほど待たされたとは思わない。ゴールネットが揺れてから、最終判定が下されるまでの時間はほとんどなかった」と、VARの運用について称賛のコメントを残した。
一方、フリートウッドのウーヴェ・レズラー監督は、VARに否定的な見方を示している。ドイツ出身の同監督はすでに正式導入されているブンデスリーガを引き合いに出して、「ドイツでの話も聞くが、決して良いことばかりじゃないようだ」とコメント。続けて、「今回のプレーは、VARを使ったとしても、オフサイドか否か区別がつかないほどの微妙な判定だった。これ以上サッカーは複雑になってほしくない。サッカーはすでに美しい。VARを使ったとしても、判定に100パーセントの確信を持つことはできない」と語り、新たなテクノロジーの導入に伴う“負の側面”を強調した。
なお、試合はレスターが2-0で勝利。同クラブは4回戦に進出し、次戦はピーターバラ(3部)と対戦する。
(記事/Footmedia)
16日に行われたFAカップ3回戦再試合で、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターとフリートウッド(3部)が対戦。すると、レスターの1点リードで迎えた77分に、先制点を挙げたナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョが再びネットを揺らす。副審が一度はオフサイドと判定したが、ビデオ判定の結果ゴールが認められ、追加点が決まった。
イングランドでは今年に入ってから、FAカップとカラバオ・カップ(リーグ杯)の2大会でVARが試験導入されている。この新システムが実際の試合で使われたのは、レスター対フリートウッド戦で3試合目となった。
イングランドで“VARによってゴールを決めた初めての選手”となったイヘアナチョは、「オンサイドかオフサイドかは自分では分からなかったけれど、リヤド(・マフレス)が『オンサイドだ』と言ったように思ったので、ゴールを決めることに集中した。そこからは、待つことしかできなかったね」とコメント。VARの存在に関わらず、プレーを続行することにこだわっていたと明かした。
またレスターを率いるクロード・ピュエル監督は、「完璧だと思う。良い判定、良いゴールだったし、我々にとっても良かった。それほど待たされたとは思わない。ゴールネットが揺れてから、最終判定が下されるまでの時間はほとんどなかった」と、VARの運用について称賛のコメントを残した。
一方、フリートウッドのウーヴェ・レズラー監督は、VARに否定的な見方を示している。ドイツ出身の同監督はすでに正式導入されているブンデスリーガを引き合いに出して、「ドイツでの話も聞くが、決して良いことばかりじゃないようだ」とコメント。続けて、「今回のプレーは、VARを使ったとしても、オフサイドか否か区別がつかないほどの微妙な判定だった。これ以上サッカーは複雑になってほしくない。サッカーはすでに美しい。VARを使ったとしても、判定に100パーセントの確信を持つことはできない」と語り、新たなテクノロジーの導入に伴う“負の側面”を強調した。
なお、試合はレスターが2-0で勝利。同クラブは4回戦に進出し、次戦はピーターバラ(3部)と対戦する。
(記事/Footmedia)
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