ル・マン24時間:ラルブル・コンペティションがLMP2へ。登竜門カテゴリーへの参戦も
1月17日、フランスのレーシングチーム、ラルブル・コンペティションが2018年の活動を発表。ル・マン24時間耐久レースのLMP2クラスと、ル・マン24時間レースへの登竜門カテゴリー『ミシュラン・ル・マン・カップ』のLMP3クラスへ参戦する。
ラルブル・コンペティションは、1988年に設立され、長年スポーツカーレースの分野で活躍しているレーシングチーム。2012年WECのLM-GTEアマクラスで王座に輝いているほか、2014年には井原慶子が、2016年には山岸大が所属しており、日本でも馴染みのあるチームだ。
2017年はル・マン24時間レースのLM-GTEアマクラスにシボレー・コルベットC7.Rで参戦し、予選ではクラスポールポジションを獲得した。
そんなラルブル・コンペティションは2018年、ル・マン24時間レースのLMP2クラスと、ミシュラン・ル・マン・カップのLMP3クラスにリジェシャシーを使用し参戦することを発表。ル・マン24時間レースLMP2クラスのドライバーにはフェルナンド・リースを起用する。
リースは2007年からラルブル・コンペティションに所属し、2014〜16年にはアストンマーチン・レーシングへ移籍。2017年に古巣ラルブル・コンペティションに戻り、同チームでル・マン24時間レースのクラスポールポジションを獲得している。
チームマネージャーのジャック・レコンテは「ラルブル・コンペティションはル・マン24時間レースに24回出場してきた。2014年はオンローク・オートモティブと提携し、モーガンを駆りLMP2クラスに参戦した」とし、次のように語る。
「我々は30年の耐久レースでの経験を活かし、ふたたびオンローク・オートモティブと協力しLMP2とLMP3クラスに参戦する。これに加え、2017年のル・マン24時間レースでポールポジションを獲得したフェルナンド(・リース)を迎えることができ、とても喜ばしい。彼が我々のリジェJS P217で上位争いに加わってくれると期待しているよ」
そのほかのドライバーラインアップなどは近日公表される。
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