デイトナ24時間:唯一のライリーLMP2が直前に参戦撤回。エントリー数は計38台に
1月23〜26日にアメリカ、デイトナで行われるデイトナ24時間レースに参戦予定だったリック・ウェア・レーシング(RWR)がライリー・マルチマチックMk30・ギブソンでのエントリーを撤回。これにより2020年シーズンのIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦は計38台のマシンで争われることになった。
モンスタエナジーNASCARカップや、NASCARエクスフィニティシリーズ、AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズに参戦しているRWRは、ジェームス・デイビソンとコディー・ウェア、アストンマーティン・オートスポーツBRDC・ヤングドライバーアワードを受賞したジョナサン・ボガード、マーク・クヴァムの4名がデイトナで2号車ライリーのステアリングをシェアする予定だった。
しかし、チームは1月初旬に行われたオフィシャルテスト“ロア”のあとで、クヴァムとデイビソンをラインアップから除外。そのロアでは、デイビソンがクラッシュを喫しクルマの後部を破損させたため、RWRの走行はわずか22周にとどまっていた。
その後残されたボガードは、クヴァムとともにGTDクラスで47号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evoを走らせるプレシジョン・パフォーマンス・モータースポーツ(PPM)に加わり、同チームから23日から始まるロレックス24に挑む予定だ。
レースウイークの月曜日に発表された声明の中で、チームはドライバーの要件に関する面で「チームがコントロールできない状況」になっていることと、活動資金はLMP2クラスで「トップを争う競争力がある」状態でなければならないと撤退理由を述べている。
「LMP2のレベルで競争を行うためにはドライバー、クルー、そしてもちろん資金の適切な組み合わせが必要になる」と声明は続いた。
今後、RWRはAsLMSでのLMP2プラグラムに集中し、デイトナの終了後にその後のIMSAシリーズへのエントリーの可否を明らかにする“主要ニュース”をアナウンスする予定だ。なお、Sportscar365はそのプログラムがGTDクラスで行われ、アウディR8 LMSにウェアが搭乗する可能性が高いことを理解している。
また、NASCARにフル参戦しているチームはル・マン24時間出場を目標に挑んでいるAsLMSでの活動に加えて、2020年シーズンのランボルギーニ・スーパートロフェオ・ノース・アメリカへの通年参戦も計画していると考えられている。
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