MotoGP:スズキ、“進化を遂げた”2018年型『GSX-RR』をアンベイル
2018年のMotoGPに参戦するチーム・スズキ・エクスターは1月27日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで体制発表会を開催。2018年シーズンへ投入する新型『スズキGSX-RR』をお披露目した。
2017年シーズンはライダーラインアップを一新したスズキ。アンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスのふたりで挑んだが、前半戦はリンスが負傷欠場するなど苦戦を強いられた。
しかし、後半戦からは徐々に調子を取り戻し、スズキのホームレースとなった第15戦日本GPではイアンノーネが4位、リンスが5位でフィニッシュした。
2018年シーズンも、2017年に続きイアンノーネとリンスを起用して最高峰クラスに挑む。
スズキで2年目のシーズンを迎えるイアンノーネは「今年のオフはポジティブだった。トレーニングに取り組み、現時点のコンディションはとてもいい。特にこの時期のセパンの3日間のテストはとても暑いけど、自信があるよ」と次のようにコメント。
「今年の目標は去年のシーズンを常に上回ること。ファクトリーチーム、ライダーは常にトップを目指して戦っている。僕たちは徐々に進歩していけると思う。そのためのベースはいいし、シーズンのいい開幕が迎えられるようにトライするつもりだ」
チームメイトのリンスは「オフシーズンはモトクロスやジムなどのトレーニグに取り組んだ。今はベストコンディションだよ。この時期のセパンのコンディションは暑くて厳しいが、ベストをつくし、新しいバイクでのトレーニングを重ね、開幕に備えたい。シーズンをいい形でスタートすることは重要なことだ。去年はケガで多くのレースを欠場した。MotoGPは激戦だから簡単ではないけど、今年は一生懸命に働き、アンドレアとともにできるだけバイクの開発に努めたい」と2018年に向けての意気込みを語った。
また、発表会では2018年型『GSX-RR』もお披露目に。チームマネージャーを務めるダビデ・ブリビオは「マシンは進化を遂げた。2018年型マシンは、多くパーツのパーツが改善されている」と発表会で語っている。
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